覚醒剤取締法違反(使用)の罪で起訴された名優・橋爪功(75)の息子、橋爪遼被告(30)が5日、警視庁築地署から保釈された。そんななか本紙は、橋爪被告と最近まで“深い関係”を持っていた男性の生々しい証言を独占キャッチした。それによると橋爪被告は、新宿・歌舞伎町にあるハッテン場(ゲイの出会いスポット)に入り浸り、しょっちゅう売人を探していたという。首尾よく関係ができても、自分が有名俳優の息子だということは隠していたという。

 橋爪被告は6月2日午後9時半ごろ、微量の覚醒剤1袋や注射器などがあった埼玉の40代男宅で現行犯逮捕された。調べに対し「覚醒剤を使用した」などと供述。今月3日に起訴された。橋爪被告は所持容疑でも逮捕されたが、こちらについては不起訴処分となった。

 築地署から出てきた橋爪被告は黒色のスーツに黒色ネクタイ。報道陣に向かって約10秒間ほど深々と頭を下げ、迎えの車に乗り込んだ。保釈保証金は200万円という。

 この橋爪被告のあまりにも衝撃的な生活ぶりを本紙に明かしたのは40代の男性だ。
「昔からある掲示板や出会い系アプリで、相手を不特定多数、あさってたみたい。あとタンブラー(画像や動画を投稿・共有できるSNS)で、キメエロ(薬物セックス系)動画をしょっちゅう見てたってよ」

 この男性は、ごく最近まで橋爪被告と親しかったというA氏から直接、話を聞いたという。具体的な内容から信ぴょう性は高そうだ。A氏は一昨年秋の夜中、ネット掲示板で相手を探していたところ、橋爪被告と知り合った。

「ノリが合ったって。手っ取り早くキメてヤレるし、平日でもヤレるし。だからネタ(覚醒剤)も分けてあげてたって。ただ最初、橋爪は明らかに偽名を使ってて、『こういう遊びやるなら信頼関係が必要だから』ってAが言っても素性を教えず、何回かヤるうちにやっと『俳優の息子で…』って告白したんだって」

 A氏の話では「橋爪は相当なジャンキー。ほぼ毎日シャブやってて、ガラスパイプでのあぶりが好きだった」。

 世田谷区の自宅で父の功と同居していた橋爪被告だが、A氏は「東中野のマンションで一度ヤッたことがある。彼の家か分からないけど」と話していたとも。さらに「住んでるんじゃないかっていうくらい、しょっちゅう入り浸っていた」のが、新宿・歌舞伎町にある大型ハッテン場だ。

 そこはゲイの間でも昔から妙な噂が多いハッテン場だという。50代の常連客は「大部屋で寝てたら耳元で『冷たいの(覚醒剤)いる?』ってささやかれたり、表に出たら警官にカバンを調べられたりとかしょっちゅう」と明かす。

 橋爪被告の場合、覚醒剤の入手ルートは場当たり的だったようで「Aが『売人紹介して』と頼まれ、自分の売人を紹介したら、橋爪は太客でもないのに今年初めごろの一時期、その売人宅に居座ってたんだって。売人はAにクレームを入れたとか」と同男性は話している。

 一部報道によると、橋爪被告は6年前の秋、北新宿にあるハッテン場帰りの明け方に新宿署員から職務質問され、尿検査も受けたが結果シロだったという。だが前出の男性は「そんなことあり得ない」と首をかしげる。

「当時は他のドラッグをやってたとしても、今まで1回も職質で引っ掛からなかったのが不思議でしょうがない」(同)

 テレビ局関係者は「今回の逮捕で父親の功さんは、今まで数多く出ていた刑事ドラマにも、もう出られないかもしれない」と指摘する。バカ息子の愚行のせいで、父親への影響も小さくなさそうだ。

2017年07月07日 11時00分
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/706126/