仙台白百合女子大は30日、長く将棋のトップ棋士として活躍し、6月20日に現役を引退した加藤一二三・九段(77)が
客員教授に就任したと発表した。辞令交付は同月23日。

同大は、熱心なカトリック信者で、日本伝統文化の継承者である加藤氏に数年前から注目。客員教授への就任を要請し、
快諾を得た。「若い女性向けの将棋教室を開催するなど、人材教育にも力を注いでいる点などを高く評価した」(広報室)という。

同大カトリック研究所所長の加藤美紀准教授は同氏の次女。加藤氏は今後、年数回同大を訪問し、公開講座や講演を行う予定。

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