リアルジャパンプロレスの「初代タイガーマスク黄金伝説2017LEGEND OF THE GOLD7」が29日、
東京・後楽園ホールで開催され、初代タイガーマスクの佐山サトル(59)のセレモニー終了後に、
元参院議員で今年10月31日にプロレス引退を発表している大仁田厚(59)がリングイン。
佐山に電流爆破デスマッチを要求した。

 ブーイングを受けながら、大仁田はマイクをつかんで「俺も本当に本当に本当にやめるんだけど、
その前に心残りがありまして、このタイガーマスクと電流爆破1回もやってません。プロレス界の心残りと言えば、
このタイガーマスクと電流爆破をやっていないことです。もし、あなたにプロレスラーの俺に対する誠意があるならば、
ぜひ、ぜひ、ぜひ、最後に受けてもらいたい。お願いします」とアピール。

 顔を合わせるのを避けるようにリングを下りて、マイクをつかんだ佐山は「次に対戦するならばやるしかない。
どこでやるかは今、決めてやる」と言いながら、背中を向けて去っていった。大仁田は「おい、おい、おい」とリングを下りたが、
佐山は振り向かずに消えた。「もう帰んのかよ」と苦笑する大仁田に、場内からまさかの「ファイヤー」コール。
「ここでファイヤーをやったら、またひんしゅく買うだろ」と言いながら、止まらないコールに気をよくして
「みなさんの健康を祝して、1、2、3、ファイヤー!」と絶叫して盛り上げた。10月25日に還暦を迎える大仁田だが、
佐山も11月27日に60歳になる。10月31日に大仁田の引退興行が行われる後楽園ホールは、電流爆破禁止のため、
大仁田はこれとは別に「さよなら電流爆破デスマッチ」を行う意向を示している。

報知
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170629-00000234-sph-fight
リングインした大仁田(右)にリングを下りて対応する初代タイガーマスク
https://amd.c.yimg.jp/amd/20170629-00000234-sph-000-3-view.jpg