マー君「今年のボールは飛ぶ」 他のメジャー投手も異口同音
[ 2017年6月30日 12:53 ] 野球
http://m.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/06/30/kiji/20170630s00001007158000c.html

 今季のメジャーリーグは本塁打が急増。ヤンキースの田中は地元紙ニューヨーク・ポストに対して「今年はボールが飛ぶような気がする」と明かしていたが、他の投手も同様にボールの違いを口にしている。

 米国のNBCスポーツは29日にその声をまとめた記事を掲載。レッドソックスのプライスは「100%そう言える」とボールの違いを指摘。マーリンズのジーグラーも「今年のボールはこれまでのものに比べて少し硬く感じる」と話している。

 「さほど長打力のない選手までもが本塁打を打っている」とはメッツのブレビンスの言葉。同投手はまた、本拠地シティ・フィールドでチームメートのデグロムが反対方向(左打者はレフト、右打者はライト)への本塁打を浴びるといった、「普通では考えられないような本塁打を目してきた」とも語っていた。

 レイズのアーチャーは「メジャーリーグのボールはマイナーリーグのものより飛ぶ」と断言。ドジャースの新人ベリンジャーが驚異的なペースで本塁打を量産しているが、同投手はこう分析する。「彼はマイナーリーグでなら、あんなパワーを見せつけることはできない。(マイナーリーグでは)ウォーニングトラックへのフライが、メジャーリーグではホームランになるのさ」。