ブラッド・ピット主演でヒットした2013年のゾンビ・パニック映画『ワールド・ウォー Z』。
数年前から続編の話が浮上し、2015年には映画『インポッシブル』(13)の監督フアン・アントニオ・バヨナのメガホンで制作されると伝えられるも実現しなかった。
しかし、続編企画が大きく前進しているという。ブラッドと過去に何度もタッグを組んでいるデヴィッド・フィンチャーが監督を務めることに決まったとのことだ。

 今年3月に『ワールド・ウォー Z』を配給する米パラマウント・ピクチャーズの会長兼CEOに就任したジム・ジアノプロス氏が、
The Hollywood Reporterでとのインタビューで続編の進捗について尋ねられると、「企画開発がだいぶ進んでいます」と回答。
「デヴィッド・フィンチャーが監督ですか」との問いには「そうです。あとブラッド・ピットもいます」とシンプルだが明確に答えている。

2006年にリリースされたマックス・ブルックスの同名小説をベースに、世界にまん延した原因不明のウイルス感染によりゾンビ化した者と感染を免れた人間が存続を懸けて戦うさまを描く『ワールド・ウォー Z』。
ブラッドは伝染病を調査し、ワクチンを開発するための任務に当たる元国連捜査官のジェリー・レインを演じた。

1作目の監督は『007/慰めの報酬』(08)のマーク・フォースターが務め、続編はバヨナ監督メガホンで2017年7月9日(現地時間)全米公開を目処に撮影されるとの話だったが、
バヨナ監督は『ジュラシック・ワールド』(15)の続編『Jurassic World:Fallen Kingdom(原題)』でメガホンを取るために降板した。

 以前にもフィンチャー監督が続編のメガホンを取るのではないかと憶測されていたが、ついにブラピとフィンチャー監督の再タッグは確定になりそうだ。

http://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0627/hwc_170627_3420337967.html