クラブの強化方針にも地元紙言及 「フランクフルトは規律を守れる日本人選手を好む」
 
サガン鳥栖からドイツ・ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトに移籍するMF鎌田大地について、
地元フランクフルトの日刊紙「Frankfurter Rundschau」は期待を込めて紹介している。

鎌田を「軽快かつボール扱いに優れた選手」と評し、180センチ・72キロの体格を持つことにも注目。
「少なくとも華奢な選手ではない」と、日本人に対するイメージ先行でありがちなひ弱さを否定している。

また、これまでクラブにFW高原直泰、MF稲本潤一といった日本人選手たちが所属してきた過去も振り返り、
「フランクフルトは規律を守れる日本人選手を好む」とクラブの強化方針にも言及。

そして、日本代表MF長谷部誠が現在所属するなか、
「ハセベの存在は間違いなく日本からやって来る新人の助けになる」と適応に一役買うはずと期待を込めた。

鎌田の起用法に関してはトップ下を推奨している一方、移籍金が250万ユーロ(約3億円)であることにも触れ、
安くはない金額に見合った価値を証明する必要があると釘も刺している。さらにブンデスリーガで活躍するためには一層成長する必要があり、
言葉も学ばなければならないとして、20歳の才能が即レギュラー安泰という立場ではないとしている。

それでも地元紙で鎌田の加入は好意的に捉えられている。
来年6月のロシア・ワールドカップ本大会のメンバー入りも狙う若きアタッカーは、ドイツでのデビューシーズンでブレークを遂げることができるだろうか。

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football zone 6/28(水) 17:10配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170628-00010011-soccermzw-socc