26日、番組のインターネットでの同時配信が実現した際の受信料のあり方を検討する「NHK受信料制度等検討委員会」が、
現行の地上放送、衛星放送の受信料制度を維持したうえで、テレビを持たずネット同時配信のみを利用する世帯については別の契約を設けることを柱とする中間答申原案をまとめた。
 

内部で現行の地上放送契約と同額「口座振替の2カ月払いで2520円」とする案が浮上している。

地上放送などの受信料をすでに払っている世帯は、ネット同時配信を利用しても無料とし、受信料を支払っておらず、
スマートフォンなどでネット受信アプリのダウンロードなどの手続きを済ませた者を対象とするようだが......。
 

この報道に世間からは怒りの声が続出。「ネットまでやるのか」「その前に見たいやつだけ払うシステムに変えろ」「それなら日本だけじゃなく世界を対象にしないと筋が通らない」
「下らないバラエティが増えたけど、NHKは徴収した金をどうでもいいことに使ってる」と一般人や有識者から非難が相次いでいる。
 

また、テレビとネットで受信料を同額にすることに関し、NHK内部で「地上波より安くするとテレビよりもネットでの視聴が増えてしまう」という懸念があるようだが、
これについても「テレビからネットに移動して何が問題なのか」「視聴率を目指す組織ではないだろう」とこちらもツッコミは多数という状況だ。
 

世間一般の感覚と大きく溝があるらしいNHK。職員の年収の高さなどもよくいわれているが、こういった報道にはとにかく批判が集まるのが常である。
 
それは経済アプリ「NEWS PICKS」でも同じで、多くの著名ビジネスマンや有識者が今回の報道を糾弾している。

ロジカルに考えれば違和感を拭えない内容だけに、長文で批判をするピッカーも多い状況だ。

 そんな中、「たった一言」で同アプリ内No.1のLike数(いいね!のようなもの)を獲得しているピッカーが。
 それが、実業家の堀江貴文氏だ。
 

堀江氏は同ニュースに関して一言「クソだな」とコメント。他のピッカーがみな長文でロジカルに具体的な事象を用いて語る中、
堀江氏はたった一言で700を超えるLikeを獲得。別に数を競うわけではないが、他のピッカーが少々気の毒になるレベルだ。

さすがの知名度と人気である。
 ここまでLikeを獲得できるのは、多くの一般市民がいかに端的に同じ思いを抱いているのかの証明だろう。
NHKはこの世間の逆風を受け止めるのか、受け流すのか。

写真
http://biz-journal.jp/images/horie.jpg

Business Journal  2017.06.28
http://biz-journal.jp/gj/2017/06/post_3711.html