6月21日、この夏注目の選手の一人が、J1の北海道コンサドーレ札幌に合流した。「タイのメッシ」と呼ばれるチャナティップ・ソングラシンだ。

小野伸二とのツーショットによろこびを表すチャナティップは、23歳のタイ代表MF。2014年の東南アジアサッカー選手権(AFFスズキカップ)において、大会史上最年少で最優秀選手賞を受賞した逸材だ。

札幌への移籍は昨年12月に合意していたが、所属のムアントン・ユナイテッドがAFCチャンピオンズリーグ(ACL)へ出場することから半年間はチームに残留。ムアントンは今シーズンのACLで鹿島アントラーズを破るなど、堂々とベスト16に入る大躍進を見せ、チャナティップもそこに大きく貢献した。

そして今月、満を持して来日。タイではスーパースターとあって新千歳空港には多くの海外メディアが駆け付けた。なお、札幌との契約は1年半の期限付き移籍という形だ。

来日を済ませると、翌日からさっそく練習に参加。

練習初日ということで、Jリーグは母国タイのファン向けにFacebookで練習の様子を生配信した。女性レポーターももちろんタイ語だ!

これがなんと6月27日現在で105万再生を突破! 8000以上のコメントが付くなど、いきなり「チャナティップ・フィーバー」を感じさせる結果となっている。

札幌では2013年にも、ベトナムの英雄レ・コン・ビンがプレー。公式戦11試合に出場して4ゴールとなかなかの実績を残しており、さらに若いチャナティップの場合は、日本でどのように成長していくのかも楽しみだ。Jリーグのアジア戦略は着実に前へと進んでいる。

写真
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動画あり
2017年6月28日 9時0分 GetNavi we
http://getnavi.jp/sports/155053/