0001江戸領内小仏蘭西藩 ★@無断転載は禁止
2017/06/28(水) 13:22:06.95ID:CAP_USER92017年6月27日9時51分
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前人未到の最多連勝記録「29」を達成した藤井聡太四段(14)。白星を重ねる快進撃の要因は、並外れた集中力だ。3歳で入園した地元の幼稚園が取り入れていたのは子どもの自主性を重んじる「モンテッソーリ教育」だった。
米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏ら世界的な著名人も学んだことで知られる幼児教育に、「100年に1人」といわれる天才中学生の原点がある。
藤井四段と戦った相手が口にするのは「集中力が続く時間が長い」。プロ棋士もうならせる並外れた集中力はどこからくるのか。
3歳のとき藤井は地元の雪の聖母幼稚園(愛知県瀬戸市)に入園した。同園では子どもの感性や自発性を尊重する「モンテッソーリ教育」を取り入れていた。
5つの領域からなるたくさんの教具の中から子どもは自分で選び、大きさの異なるブロックを順に積み上げたり、教具に内在する法則を理解して活動する。
藤井が3歳から夢中になったのは画用紙を編んで作る「ハートバッグ」という袋。母裕子さん(47)は「毎日、何個も作ってくるんですよ。『聡ちゃん、きょうもこれだけ作ってきました!』。すごくうれしそうでした。100個くらいは持って帰ってきたと思います」と振り返る。
モンテッソーリ教育はイタリアの女性医師マリア・モンテッソーリが20世紀初頭に確立した。国内第一人者の滋賀大教育学部元教授の相良敦子さん(79)によれば「ハートバッグを作るときには色紙の組み合わせを考えて分けたり、合わせたり、比べたりします。指先を動かしながら脳を使います」。
子どもは自分から「やりたい」という出発点があれば、何度も繰り返し、黙々と何時間も集中するという。