山田氏が「イベントに起用したい」のがロバートの秋山竜次(38)。
「どこかにいそうなクリエイターのキャラになりきる『クリエイターズファイル』が面白すぎ。そのキャラで秋山さんが出演した電化製品の記者会見には、 著名なスタイリストや美容ジャーナリストが来ていて驚いた」(山田氏)

放送作家の遠藤みちスケ氏が推すのは、トレンディエンジェルと、ウーマンラッシュアワーの村本大輔(36)。

「トレンディエンジェルの斎藤司さんは頭の回転がナンバーワン。イベントの司会をお願いしたとき、現場に着いたのが本番直前になってしまったのですが、ほぼ打ち合わせなしでも完璧でした。
村本さんは毒舌キャラで悪い男のふりをしてますが、じつは繊細で礼儀正しい。

ブレイクする前にイベントでご一緒したとき、なんにでも噛みついて無茶苦茶面白かった。終わったら真っ先に『自分たちのネタ、どうでした?』と聞きに来ました。真摯な努力家です」

流行の女芸人だが、今回ランクインしたのは唯一、友近(43)。
「後輩の女芸人から尊敬されているのが友近さん。ライブでは、テレビではやれないディープな芸能ネタ満載です」(前出・山田美保子氏)

惜しくもベストテンを逃した芸人にも、このような推す声が聞かれた。
「千原ジュニアさんの番組って台本がないんです。収録前に1時間半くらい、じっくり打ち合わせをして、そのまま臨むんです。擬音の入れ方は天才的。
先輩芸人がベランダからラブドールを落とした話をして、『下の道にいた母娘の前に、ラブドールがソン、ソソソソンと着地した』。ソン、ソソソソンって(笑)。すごい独創性です」(フジ局員)

「飲食店でのロケで、料理ができるまで待ち時間が1時間近くあった。永野さんに『休憩していてください』とお願いしたら、『落ち着かないんで……』と言って、お客さんにずっとインタビューしてくれた。
おかげで撮れ高は十分。こちらも休めないので、ちょっと疲れましたが……」(テレ朝制作)

テレビマンは、芸人たちの才能と努力を間近で見ている。

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