スペインのメディアやファンは、2002年の日韓ワールドカップ(W杯)で受けた判定を今も忘れられないようだ。大きな騒動を生んだ試合から15年の節目を振り返っている。

 22日付のスペイン紙『マルカ』電子版は、「W杯を盗まれてから15年?」というタイトルで当時の動画を紹介。ちょうど15年前の2002年6月22日に行われたW杯準々決勝の韓国戦の様子を、「スペインは審判の残念な判定により敗れた」というキャプションとともに伝えている。

 共催国のひとつである韓国と対戦したスペインは、120分間を0-0のスコアで終えた末に、PK戦で3-5の敗戦を喫する結果に終わった。だがこの試合では、スペインに対する不利なジャッジが大きな問題となった。スペインの得点が不可解なファウルの判定や、シュートの前のクロスの際にボールがゴールラインを割っていたという判定で取り消されるなどの場面もあった。

 昨年6月にスペイン代表が韓国代表との国際親善試合を行った際にも「復讐」と報じられるなど、スペイン側の恨みは今でも根強い。その後、2010年W杯で悲願の初優勝を飾るなど黄金時代も過ごしたスペインだが、当時の悔しさは晴れないようだ。

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2017年6月23日 7時41分 フットボールチャンネル
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