「交流戦、中日4−3西武」(18日、ナゴヤドーム)

 中日がドラフト1位・柳裕也投手(明大)のプロ初勝利で、交流戦を9勝9敗の五分で終えた。

 柳は2点リードの六回に中村の適時二塁打、暴投で同点に追いつかれたが、降板直後の七回に
亀沢が1死二塁のチャンスでセンターへの決勝打を放った。

 7回115球7安打3失点で、柳は待望の初勝利(1勝2敗)。
「最初から厳しいピッチングでしたが、1点を取られても次の1点を取られないように考えて
投げることができました。降板した後、(勝ち越し点を)野手の方に取ってもらって頼もしかった」
と笑みを浮かべた。

 ヒーローインタビューで誰に初勝利の喜びを伝えたいか聞かれると
「これまでたくさんの方にお世話になったんですけど、今日は『父の日』ということもあるので、
父親には伝えたいと思います。仏壇に(ウイニング)ボールを供えようと思います」と口にした。
自身が小学6年時に交通事故死した父親に捧げるプロ初勝利となった。

デイリースポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170618-00000094-dal-base