日本高野連は16日、9月1日からカナダで行われる野球のU−18W杯に出場する高校日本代表の第1次候補30人を発表した。

 メンバーは、今夏の注目度NO1のスラッガー、早実・清宮幸太郎一塁手、今春センバツで優勝した大阪桐蔭の徳山壮磨投手(いずれも3年)ら。
今回は、日本高野連の技術・振興委員が今春のセンバツ、各春季大会を視察し、選考した。今後、8月7日から行われる第99回選手権の出場選手や、
春夏の甲子園に出場しない選手も対象として、選手権の期間中に20人を決定する。

 拓大紅陵(千葉)で監督を務め、今回のチームの指揮を執る小枝守氏(65)は日本高野連を通じ、「全体的に走攻守バランスの取れた選考をしていただいた。
高校生の場合、短期間で急成長する選手も期待できるため、引き続き、情報収集を行うなど、万全を期したい・最終的には、全国高校球児の範となり、
高校日本代表として、相応しい20名の先行が出来るように努める。日本は2大会連続旬優勝という結果に終わっているので、これまで代表チームに携わった
関係者皆様の悔しい思いも胸に、スタッフ・選手全員がチームJAPANとして結束し、悲願の世界一を目指します」とコメントした。

 野球のU−18W杯の高校日本代表第1次候補に選ばれたメンバーは、以下の通り(円内数字は学年)。

▽投手

丸山 和郁〈3〉(前橋育英)
金久保優斗〈3〉(東海大市原望洋)
櫻井 周斗〈3〉(日大三)
久保田蒼布〈3〉(藤枝明誠)
竹田  祐〈3〉(履正社)
徳山 壮磨〈3〉(大阪桐蔭)
西垣 雅矢〈3〉(報徳学園)
平元銀次郎〈3〉(広陵)
安田 大将〈3〉(東海大福岡)
三浦 銀二〈3〉(福岡大大濠)
川端 健斗〈3〉(秀岳館)

▽捕手

福永  奨〈3〉(横浜)
中村 奨成〈3〉(広陵)
古賀 悠斗〈3〉(福岡大大濠)
村上 宗隆〈3〉(九州学院)

▽内野手

湯浅  大〈3〉(高崎健康福祉大高崎)
鯨井 祥敬〈3〉(東海大市原望洋)
清宮幸太郎〈3〉(早稲田実)
野村 大樹〈2〉(早稲田実)
井上 大成〈3〉(日大三)
鵜飼 航丞〈3〉(中京大中京)
太田 英毅〈3〉(智弁学園)
小園 海斗〈2〉(報徳学園)

▽外野手

植田  拓〈3〉(盛岡大付)
鈴木 萌斗〈3〉(作新学院)
増田  珠〈3〉(横浜)
伊藤 康祐〈3〉(中京大中京)
福元 悠真〈3〉(智弁学園)
藤原 恭大〈3〉(大阪桐蔭)
西浦 颯大〈3〉(明徳義塾)

スポーツ報知
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