15日放送の「バイキング」(フジテレビ系)で、痴漢の問題を特集。その中で芸能リポーターのあべかすみ氏が自身を触ってきた痴漢を「超イケメンだった!」と振り返り、スタジオの面々に呆れられてしまった。

番組では、急増する痴漢被害による電車内トラブルに対して特集した。痴漢被害にあった女性を対象に、警察庁が22年に行ったアンケートでは、304人の回答者のうち271人が泣き寝入りしているというデータが紹介された。

司会の坂上忍が、スタジオの女性陣に意見を求めている中で、あべ氏が痴漢に紹介した。すると、あべ氏は「あったんですよ!久しぶりに!」と声を弾ませて切り出した。その口調に思わず坂上も「ちょっと待って!おかしい!」「痴漢はダメなの!」と注意し、フットボールアワーの後藤輝基も「何喜んでんの!?」とツッコミを入れた。

あべ氏によると、混雑する電車の中で背後から触られていることに気がついたという。意を決して相手の手を掴んで駅で降り、犯人の顔を確認すべく「もうダメよ!やっちゃ」と振り返ったところ、その相手が「超イケメンだったんですよ!!」とあべ氏がさらにヒートアップし、スタジオの笑いを誘った。

「ダメよ!痴漢なんかしちゃ!」と注意したところ、相手は「してません!」と即座に否定したとのこと。すると、あべ氏は「あっそう? じゃあ気をつけて」とその場を後にしたと明かした。坂上も「何をやってんのよ!」と呆れ顔で指摘していた。

終始うれしそうに自身の痴漢被害を語ったあべ氏。結局相手を解放してしまったというが、「捕まえることはできた」と強調。坂上も「声を出すのも手をつかむのも本当に勇気のある行為なんですよ」と痴漢被害の声をあげることの困難さを語っていた。

2017年6月15日 17時6分 トピックニュース
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