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2017/06/07(水) 07:26:13.64ID:CAP_USER9http://m.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/06/07/kiji/20170607s00001173091000c.html
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2017年6月7日 05:44
阪神先発・秋山は、120球の熱投で8回2失点にまとめ、自己最多の5勝目を挙げた。
「前回(登板)はストライクを欲しがって連打されたので、今回はなるべく(ストライクを)欲しがらずに、粘って粘って…」
初回、2本の適時打で2点を許しても、ズルズルいかないのが、成長の証だ。5回無死一、二塁で迎えたロメロには内角へ直球を投げ込んで追い込むと、最後は外角低めの141キロ直球で見逃し三振。5回8失点だった3月15日のオープン戦は、外角へのカットボールをことごとく捉えられ、失点を重ねた。
「真っ直ぐで押すことは心がけて投げたし、直球は気持ちを込めて投げられた」
苦い思いを糧にして、強気の攻めを貫き、勝負所では直球を投げ込み、見事にリベンジを果たした。12安打を浴びながら試合を作り金本監督も「12安打?どう表現したら良いか分からないけど(笑い)。ヒットを打たれながらも要所、要所を踏ん張ってくれた印象」と評価した。
高卒ルーキーだった10年に挙げた4勝を上回り、7年間、固く閉ざされていた“扉”を開けた。プロ8年目で開花しようとしている26歳は、慢心することなく、次なるマウンド、そして、更なる高みを見据えた。
「まだ低いところの数字なんで、また、頑張っていきたい」
目指しているところは、まだ先にある。ローテーション投手としての自覚が芽生えた男の挑戦はこれからだ。 (遠藤 礼)