卓球・世界選手権個人戦第6日(3日、ドイツ・デュッセルドルフ)女子シングルス準決勝でアジア女王の平野美宇(17)=エリートアカデミー=が、リオデジャネイロ五輪金メダリストで大会2連覇を狙う丁寧(26)=中国=に1−4で完敗。3位決定戦がないため銅メダルとなった。

 決勝進出を懸けた大一番の相手は、五輪女王で大会2連覇を目指す丁寧だった。5ゲーム制で、3−2で破ったアジア選手権以来、1カ月半ぶりの再戦。リベンジに燃える世界ランキング1位に、平野は第1ゲームを4−11で落とした。第2ゲームは終盤に追い上げたが、8−11で競り負けた。第3ゲームも5−11で奪われたが、第4ゲームは11−5で奪い返す意地を見せた。第5ゲームは5−11で力尽きたが、この種目の日本勢で48年ぶりのメダル獲得となり、さらなる成長を遂げた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170603-00000557-sanspo-spo