https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170529-00000109-dal-fight
デイリースポーツ 5/29(月) 18:54配信

 プロレスラーの大仁田厚が引退する10月31日の東京・後楽園ホール大会のチケット販売の概要が、大仁田厚事務所から発表された。

 28日に神奈川・茅ヶ崎市体育館で行われた全日本プロレスのチャリティー大会。大仁田は「オレって後楽園ホールでデビューしたんだよな」と、諏訪魔軍−邪道軍戦の後に、カラッとした笑顔で話し出した。

 この日の大仁田はZERO1の古河大会とのダブルヘッダー。茨城県から神奈川県茅ヶ崎市への移動もものともせず、もうすぐ還暦を迎える邪道はこの日もハードコアの試合展開で激しいファイトを繰り広げた。「43年のデビュー戦は、馬場さんに言われて先輩の佐藤昭雄選手に決まったんだけど、もうわからないくらいに緊張してたんだろうな、覚えてないよ。引退もしたな。あ、最初のな(笑)。FMWの旗揚げは、露橋と後楽園ホールだったし、初めて12月に有刺鉄線を使ってハードコアの世界を作ったのも後楽園。オレってつくづく後楽園ホールと縁があるんだよ。オレはプロレスが大好きなんだよ。本当に好きなんだ。そんな俺がリングを降りる決心をした。いろんな人が、引退興行が後楽園ホールじゃキャパが小さいというけれど、人数でもお金でもないんだよ。オレの原点で節目はいつも後楽園なんだよ。大仁田厚は10月31日に後楽園ホールで引退します。最近、宮崎駿監督の復帰でよく引き合いに出されるけど(笑)、だけど今回の引退は本当に本当に本当なんだ。ぜひオレの最後を観に来てください。」と、“聖地”後楽園への熱い思いと、最後の引退であることを強調した。