U―20日本代表FW久保建英(15)=F東京U―18=が、MF堂安律(18)=G大阪=との“Wメッシ”で8強入りを目指す。

 1次リーグ突破を決めた27日のイタリア戦から一夜明けた28日、出場機会のなかった久保ら9人が天安市内で約1時間半の練習を行った。30日の決勝トーナメント1回戦でベネズエラと当たるが「映像を見て本当に強いなと思いますけど、一発勝負なのでどう転ぶか分からない。全力で戦いたい」と誓った。

 イタリア戦では堂安が2得点。獲得へ本格調査を始めたオランダの名門アヤックスや、今大会にスカウトを派遣するドルトムントなど欧州の強豪に大きく印象づけた。

国際サッカー連盟の公式ツイッターも「これが彼が日本のメッシと呼ばれる理由だ」と紹介。通算3得点を挙げている堂安の注目が高まっており、今後は厳しいマークが予想される。

 そこでカギになるのが、同じく“日本のメッシ”と評される久保の存在だ。

初戦の南アフリカ戦では自身のアシストから堂安が決勝点。今後勝ち抜くには2人の競演が必要になる。堂安の4人抜きゴールに「本当に素晴らしい得点だったと思います」と刺激を受けた久保が再び輝きを放つ。

スポーツ報知 5/29(月) 7:04配信
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