メジャー通算555本塁打の実績を誇る独立リーグ「四国アイランドリーグplus」高知のマニー・ラミレス外野手(44)
が、前期リーグ最終戦となった28日の徳島戦(高知市営)に「4番・DH」で先発出場。去就が注目される中、5回に
左中間へ3号逆転2ランを放つなど5打数3安打2打点と活躍した。過去の2発はビジター試合だったため、本拠地
・高知では待望の初アーチ。「試合に出るたびに状態は上がっているんだ」の言葉通りの一発となった。

マニーは前期リーグ18試合に出場して63打数29安打、打率4割6分、20打点。規定打席には足りないが、さすが
の貫禄を見せつけ、前期2位で終了したチームに貢献した。一方で、球団はすでに契約が7月末で満了すると発表。
同リーグでは6、7月が中断期間となるため、マニーの試合出場はこの日が最後となる可能性もある。

注目の後期に向けた契約については現時点で未定だが、集客数、グッズ売り上げなど球団創設史上最高の“戦力”
にもなっただけに「ウチに残ってほしいというオファーは続けています」(高知・北古味球団副社長)。現時点で、NP
B球団で獲得に乗り出すチームはなさそう。マニーは近日中にも米国に帰国するというが、このまま“見納めの一発”
となるのか。


東スポ
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/baseball/690411/