デイリースポーツ 5/17(水) 6:03配信

 左アキレス腱断裂からの復活を目指す阪神・西岡剛内野手(32)が16日、
鳴尾浜で行われた2軍全体練習に合流した。掛布2軍監督は
「『月末くらいに指名打者でやっていこうか』って話は(本人と)しています」と
今後の方向性を説明。早ければ30日からのウエスタン・ソフトバンク3連戦
(タマスタ筑後)中にも、実戦復帰する見通しとなった。

 選手生命すら危ぶまれた昨年7月20日・巨人戦(甲子園)。手術を経て、
つらく長いリハビリも不屈の精神で乗り越えた。現在は「100%の状態にあります」と
西岡。この日はウオーミングアップからチーム本隊に入り、ノックでは軽快な動きを披露。
全てのメニューをこなし、大きな一歩を踏み出した。

 「もう少ししたら試合に出られると思います。あとは(試合の中での)
感覚の問題になってくるので。一日でも早く取り戻せるように、努力します」

 見守り続けてきた掛布2軍監督は、ほっとした表情を浮かべる。
「すごく動きがいいよ、若返ったようにね」。現在、首位を走る1軍。西岡の復帰は、
虎をさらなる上昇カーブに乗せるはずだ。慎重に一歩、一歩。背番号5は
「自信はあります」と話し、前を向いた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170517-00000008-dal-base