16日放送の「スッキリ!!」(日本テレビ系)で、加藤浩次が、受動喫煙の問題に持論を述べた。

番組では、受動喫煙の健康被害を防ぐ「受動喫煙防止法案」の成立をめぐり、厚生労働省と自民党が対立する話題を取り上げた。受動喫煙とは、喫煙により生じた副流煙を、たばこを吸わない周囲の人が吸ってしまうことをいう。

当初、厚労省案は「飲食店の原則禁煙」「30平方メートル以下のバーなどのみ喫煙可」を掲げていたが、これに自民党は、飲食店の収益減を理由に「一定面積以下の喫煙は可」「『喫煙』の店頭表示を義務付ける」などの修正を迫っている。

この問題に加藤は、自身が喫煙者であることを明かしたうえで、「厚労省が言っていることで僕はいいと思う」「店内は吸っちゃダメ。それはもうしょうがない。それをしないと争いが出てくる」と持論を展開した。

また加藤が、原則禁煙について「ロンドンなんかでもそうなってますよね」とコメントすると、日本文学者のロバート・キャンベル氏も同意し「飲食店の売り上げが下がるって言ってるけど違う。ほとんど変わらないし、逆に社会保障への負担が減ることは米国やEUが立証している」などと補足していた。

2017年5月16日 13時7分 トピックニュース
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