セキ・ユウティン
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　日本女子ゴルフ界では、「セクシークイーン」の愛称を持つアン・シネ（韓国）が、コース上で見せるプレーや華麗なファッションで話題を呼んでいるが、中国から来た１９歳の美女ゴルファーも多くのゴルフファンを魅了している。「スイートハート」の異名を持つセキ・ユウティン（１９＝中国）。今季はすでに１１大会に出場しているが予選落ちは３回のみ。トップ１５入りが２回と上位に食い込んでおり、これからのブレークが楽しみな存在だ。

　セキは、５月上旬に行われた「ワールドレディスチャンピオンシップ　サロンパスカップ」（茨城ゴルフ倶楽部）で今季最高の１４位タイの成績を残した。コース上でみせる愛らしい笑顔と、身長１７１センチのスマートな体から放つ、きれいな弾道のドライバーショットが魅力だ。

　１９９８年３月、父が日本の大学に留学中に福井県で生まれ、４歳まで日本で過ごした。

　昨季中国ツアーで賞金女王に輝き、日本への挑戦を決断。昨年末のファイナルＱＴで日本ツアーへの出場資格を得て、今季からツアーに本格参戦している。ここ５大会で調子を上げており、メディアの露出も増えてきた。

　サロンパスカップまでの獲得賞金ランキングは４１５万円で５７位。いまでにトップ１０入りはないが、フェアウェイキープ率が１８位、リカバリー率は２３位と持ち味の正確なショットが数字に現れている。

http://www.sankei.com/west/news/170515/wst1705150010-n1.html
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　ツアー成績ではアン・シネより上位におり、さらなる飛躍が期待されている。日本語は片言しか話せないが、「勉強中です。成績を残すために、もっと勉強しないと」と意欲をみせる。

　あこがれの存在にあげるのは、２０１２年に全米女子プロゴルフ選手権を勝った中国出身のスター、馮珊珊（フォン・シャンシャン）だ。馮は日本女子ツアーと米女子ツアーで６勝ずつしている。セキも日本ツアーで好成績を収めて世界を股にかける人気者にのし上がっていけるか。