[5.13 J2第13節 大分4-1名古屋 大銀ド]

 大分トリニータは13日、ホームで名古屋グランパスに4-1で勝利した。前半21分にMF小手川宏基が先制点を決めると、後半にはFW後藤優介がハットトリックを決めた。2連勝で勝ち点を23に伸ばした大分は、5位に浮上した。

 今季よりJ3から昇格した大分が台風の目になっている。今季開幕戦でアビスパ福岡(〇2-1)を破った大分は、4月22日の第9節でも湘南ベルマーレ(〇1-0)を撃破。そして今節の名古屋と、J1から降格してきた3チームすべてに勝利したことになる。

 Jリーグ公式サイトによると、片野坂知宏監督は「ホームで勝利できたことが本当にうれしい。なかなかホームで勝てていなかったので、今日はどうしても勝ちたかった」と約1か月ぶりとなるホームでの勝利を喜ぶと、「今日は本当に選手がよく戦ってくれた。たくましさを感じた。選手のおかげだ」とイレブンを称えた。

 またハットトリックを決めた後藤は、2試合で5得点。通算8得点でFWイバ(横浜FC)と並び得点ランキングトップに浮上した。昨季J3でリーグ2位の14得点を決めた24歳FWは「昨季からカテゴリーが上がったことで点が取れないだろうと思われていただろうが、こうやって点が取れて、昨季の得点もたまたまではないということを見せることができた」と話した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170513-01639663-gekisaka-socc