2021 年 3 月 9 日 米国 ラ・ホイヤ発 メディシノバ(MediciNova,Inc.)(米国カリフォルニア
州 ラ・ホイヤ、代表取締役社長兼 CEO:岩城裕一)(以下「当社」といいます。)は、この度、化
学ガス暴露脅威の治療法の共同開発のために米国保健福祉省(HHS)・米国生物医学先端研究開
発機構(BARDA)*1 と提携合意したことをお知らせします。
この度、MN-166(イブジラスト)*2 は BARDA の Department of Research, Innovation, and
Ventures(DRIVe 研究・イノベーション・ベンチャー)(以下「DRIVe」といいます。)部門の
Repurposing Drugs in Response to Chemical Threats ReDIRECT プログラム(ドラッグリポジ
ショニングによる化学物質暴露脅威への対策)の共同開発の化合物として選定されました。本提
携において、塩素ガス吸入暴露に起因する急性呼吸窮迫症候群(ARDS)及び急性肺障害(ALI)
*3 の治療法としての MN-166(イブジラスト)の概念実証試験ために、BARDA から研究開発資
金が提供され、共同開発を進めてまいります。
なお、MN-166(イブジラスト)は、DRIVe の ReDIRECT プログラムを通じて BARDA の開発
支援に選ばれた最初の化合物となります。