ジム・ロジャーズ、最後の警告「菅政権で日本は衰退。国民は苦しむ」

日本に住む10代の若者は、早く日本を飛び出すべきだ。
今から3年前、2017年11月のことだ。私は米国のラジオ番組に出演してこう言った。
「もし私がいま10歳の日本人ならば、自分自身に『AK−47』を購入するか、もしくは、この国を去ることを選ぶだろう」
子供に銃を買って実際に撃てと言っているのではない。今、15歳の女の子が45歳になる時には、街で暴動が起きているかもしれない。
なぜなら、急速に人口減少が進む日本では、これから社会問題が深刻になるからだ。
21世紀の後半は、中国とアジアの世紀になる。そして、中国の隣にある北朝鮮は国を開き始めるだろう。
そうなれば、北朝鮮に投資が集まり、韓国も成長する。北朝鮮には優秀な労働力があるからだ。
しかし、日本だけはアジアの成長から取り残されるだろう。
それでも、菅首相は安倍路線の継承を訴えている。これでは、日本の衰退は必然である。やるべきことはわかっている。
大胆に歳出削減をする、移民を積極的に受け入れる。しかし、日本が変わることはないだろう。
残念ながら、このままいけば日本は100年後にはなくなってしまうかもしれない。
日本人はいなくなり、日本語を話す人もいなくなって滅んでしまうのではと思う。
であるならば、結論は一つだ。日本の若者よ、日本の外に飛び出しなさい。
中国でも韓国でもいい。そのほうがあなたの人生が豊かになるはずだ。