決算 富士通、非開示だった今期最終は微減益、未定だった配当は20円増配

富士通 <6702> が7月30日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比2.6倍の181億円に急拡大した。

併せて、非開示だった通期の業績予想は連結最終利益が前期比0.0%減の1600億円とほぼ横ばい見通しを示した。

同時に、従来未定としていた今期の上期配当を100円(前年同期は80円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も100円実施する方針とした。年間配当は前期比20円増の200円に増配となる。

直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の0.4%→2.8%に改善した。