Engrish とは、日本語を始めとしたいくつかの言語において L/R (流音)の区別が無いことにかけたシャレである。

日本語には母音が 5つしかなく、子音連結はほとんどなく、L/R の他にも B/V, Shi/Si, Th/S の明確な区別は無いので、しばしば英語圏の人にとっては異様なまたはユーモラスな発音になる。

ギタリストのエリック・クラプトン (Eric Clapton) は、日本語では Erikku Kuraputon になるが、英語で crap とは「クソ」を意味するため、英語圏の人からは滑稽に聞こえる。

他にも I love you (あなたを愛している)が I rub you (私は貴方を擦る)、election (選挙) が erection(勃起)、sit(座る)が shit(クソ)、earth(地球)が ass(尻)に聞こえる。