【漫画】急に作者が出てくる「マンガあるある」は消えた? 手塚作品から『鬼滅』まで [征夷大将軍★]

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001征夷大将軍 ★2022/02/24(木) 19:57:12.77ID:CAP_USER9
マグミクス 2.26
https://magmix.jp/post/79959

マンガで作者がキャラクターとして登場する場面が時折見受けられます。昭和時代の作品が多いようですが、果たして時代による変化はあるのでしょうか。

●手塚治虫と登場人物の応酬がすごい…でもその文化はだんだんと減っていく?
名作マンガにはよく「作者」が登場してきました。ギャグだけならまだしも、まあまあシリアスな場面でも、です。おそらくは日本独自の文化(ノリ)であろうこの演出は、果たして今でも残存しているのでしょうか。この記事では具体的に「作者が出てくるマンガ」の実例をあげつつ時代をくだっていきたいと思います。

●超大御所がやっているのだもの…キャラとしての作者
作者が登場するマンガにも二種類あると言って良いでしょう。ひとつは文字どおり、作中人物として作者が登場するというもの。そしてもうひとつはページに別枠を設けて、解説人物として登場するというもの。まず前者の例をみていきましょう。

『サザエさん』(1946年開始)の長谷川町子先生もたびたび、作中人物として出演していました。たいていは、メタ的な発言をしていわゆる「楽屋オチ」を迎えるというものです。

さらにマンガの神様・手塚治虫先生もまた自分の作品によく出演しています。多くはメタギャグという要素が強いのですが、なかには一概にギャグと言い切れぬ出演もあります。たとえば天才役者にして大泥棒が主人公の『七色いんこ』(1981年開始)では、自らの心身症の設定を消すよう、作者手塚治虫氏に直談判するとんでもない場面が描かれます。この時の応酬は演劇論にも通じており、作者登場回のなかでもやはり神様級の面白さを誇っています。

また『タッチ』(1981年開始)などで知られる巨匠あだち充先生もまた「急に出てくる作者」のひとりです。サンバイザーにメガネで巨大なペンを持ったおなじみのあだち先生がふらっと現れて、何か言い訳めいたことを言って去っていくのが通例です。これを含めてあだち先生の作風と言っても過言ではないでしょう。

2000年前後でもこうした作者登場の文化(ノリ)は残っています。例えば1997年に連載開始された『世紀末リーダー伝たけし!』の作者、島袋光年先生も「しまぶー」として準レギュラー出演しています。

●解説者としての作者の登場は?
以上は「作中人物としての作者登場」ですが、「解説人物としての作者」はどんな例があるでしょうか。有名作品でいえば『SLAM DUNK(スラムダンク)』(1990年)の井上雄彦先生の分身である「Dr.T」が挙げられるでしょう。作中の随所でバスケ用語やルールの解説をしてくれました。作中人物ではなく、あくまでも分身キャラが説明するところにこだわりを感じます。

少女マンガですと『ちびまる子ちゃん』(1986年)は代表例と言っていいでしょう。さくらももこ先生のちょっとしたエピソードや暮らしの知恵(のようなもの)がストーリーに応じて挿入されることは多くの方からすればおなじみ。ほかにも1999年連載開始の『GALS!』の藤井みほな先生であれば、同じページ内に欄を設けてそこで心境を吐露したり、お気に入りのグッズを紹介したり、割と自由に出演していました。

作者による解説がもっとも前景化している作品は2000年から連載開始された格闘マンガ『ホーリーランド』でしょう。ストーリーの途中で突然、森恒二先生の一人称で語られるナレーションが挿入されることで有名です。先生は姿こそ現しませんが、どの作品よりも強烈な存在感を放っていたといえるでしょう。

ここまで紹介してきた作品に通底するのはやはり、メタ的要素を許容するコメディの基盤があること。ストーリーすら茶化せる気軽さが必要でした。例えば『ONE PIECE』のなかでとつぜん尾田先生が登場してしまえば、これまで積み上げてきた世界観を壊すことになります。逆に手塚先生がストーリーマンガでさえもこの手法を用いていたことには改めて驚かされます。

そして、令和の現在において作者登場文化はどうなっているのでしょうか。例えば『鬼滅の刃』の吾峠呼世晴先生は単行本のオマケマンガで登場する程度です。『呪術廻戦』でも芥見下々先生が突然、登場して虎杖たちと話すなんて展開はありません。もしかしたら、これまで紹介してきたように作者が登場人物とからむような演出は減っているのかもしれません。なお作者が「解説」を担うマンガはまだ時折、見受けられます。

浅学の私見ながら作者登場文化は1990年代から2000年代にかけて緩やかに登場人物路線から解説者路線へと変更していった、そう解釈しても不自然ではないでしょう。果たしてこれが令和時代にどう変わっていくのか、要注目です。「作者とキャラとの距離感は明らかに時代を反映している! そこまでは分かる」この記事の筆者はそう言っています。

0589名無しさん@恐縮です2022/02/26(土) 14:40:01.49ID:gB90bPLJ0
>>587
青年誌らしくエロ入れろて意味じゃね?
モーニングに連載されてるOL進化論だって稀に(ヌードとかは無いが)エロネタあるし

0590名無しさん@恐縮です2022/02/26(土) 14:48:31.72ID:lRYrbWQq0
>>589
https://i.imgur.com/pa0n1zA.jpg
マンガくんが創刊されたとき、編集部からお色気要素も入れてください言われたのに
守ったのは永井豪と藤子F不二雄だけだったという

0591名無しさん@恐縮です2022/02/26(土) 14:59:29.59ID:dqhudRL00
鬼滅はアニメの大正コソコソ話というのがキモすぎる
たいていキャラの裏設定とかで大正関係ないし
制作秘話系ってなんかキモい

0592名無しさん@恐縮です2022/02/26(土) 15:33:34.68ID:VlUo4XG20
>>473
みーやんと離婚した後のももこの惨状たるやなかったね
ドギツイだけで何も面白くない
編集は何を思ってたんだか

0593名無しさん@恐縮です2022/02/26(土) 16:37:15.67ID:OnDyJrTB0
手塚漫画の場合は作品に没入してるところを一旦戻される。そんな意味合いもあるとかどっかで見た気がするけど、実際はどうだったんだろうな。

0594名無しさん@恐縮です2022/02/26(土) 17:17:09.16ID:9EV7SJR50
>>549
ディクスンカーに「三つの棺」っていう作品があってだな
作品の途中で突然探偵が自分は小説の中の人物だといって
ミステリ史上で有名な「密室の講義」を始めるんだ

0595名無しさん@恐縮です2022/02/26(土) 17:24:11.63ID:9EV7SJR50
「われわれは探偵小説のなかにいるからだ。そうでないふりをして
読者をたぶらかしたりはしない。探偵小説の議論に引きこむために
念入りな言いわけなど、考えるのはよそう。隠し立てせず、
もっとも高貴な態度で本の登場人物であることに徹しようではないか。」

0596名無しさん@恐縮です2022/02/26(土) 17:41:19.74ID:U+CpuLe+0
>>595
エラリィクイーン国名シリーズの「読者への挑戦」はそれのアンチテーゼなんかな
知り得た情報について読者と探偵は必ず同じでなければならないというアレ

0597名無しさん@恐縮です2022/02/26(土) 18:46:41.83ID:9EV7SJR50
>>596
いやミステリとしてアンフェアなものとは違うぞ
「三つの棺」の中で「密室の講義」の章だけ
メタフィクションになってるって事

宣言するから逆に読者に対して
すごくフェアな立場を取ってるともいえる

0598名無しさん@恐縮です2022/02/26(土) 19:27:15.02ID:MK6zotRD0
つか三つの棺の方が後発じゃん

0599名無しさん@恐縮です2022/02/26(土) 20:33:09.70ID:fJOLLZOe0
>>1
作風次第としか言い様がないが少し前にあった「作者が出る=でしゃばり・臭い」みたいな風潮はよくないよな

0600名無しさん@恐縮です2022/02/26(土) 20:38:40.34ID:0Hl1yJ+b0
和田慎二

デジタル化に反対したまま亡くなられて
遺族もその意思を受け継いでいるからか
未だに作品がデジタル化してくれないのが悲しい
左の目の悪霊とか読みたいなあ

0601名無しさん@恐縮です2022/02/26(土) 20:47:34.69ID:MfiXdMOK0
西原理恵子はほぼ本人主役でいいだろう

0602名無しさん@恐縮です2022/02/26(土) 21:27:15.09ID:AvxzYvDY0
永井豪に一票

0603名無しさん@恐縮です2022/02/26(土) 22:01:42.75ID:IFYmzDp00
作者本人が顔出すより明らかに作者がモデルの強キャラとか訳知りキャラ出す方が痛い

0604名無しさん@恐縮です2022/02/26(土) 22:15:25.03ID:hj6yhgOj0
>>603
寺田ヒロオか

0605名無しさん@恐縮です2022/02/27(日) 07:19:36.17ID:18e8K/i60
>>603
岸部露伴先生の悪口

0606名無しさん@恐縮です2022/02/27(日) 07:49:00.45ID:kZyLpBEQO
>>545
奇面組は3年の前半あたりまでは絵柄に少女漫画の影響が残っていたな

0607名無しさん@恐縮です2022/02/27(日) 11:55:10.98ID:RAOXCg9+0
昔のジャンプコミックスの、巻末ページのゲストコメントって、結構豪華なメンツがいたよな。ビートたけしとかピンクレディとか。文章はゴーストだったりしたのかな。

0608名無しさん@恐縮です2022/02/27(日) 12:00:53.63ID:zmyvWzsx0
>>606
凝り性なのか単行本のオマケページとかキャラの設定が細かくて充実してたな

0609名無しさん@恐縮です2022/02/27(日) 12:07:58.11ID:O+9tNiT70
白いワニが

0610名無しさん@恐縮です2022/02/27(日) 12:13:29.24ID:iOzFHDK20
>>545
だから手塚治虫だってば
少女漫画が手塚の真似をしたんだよ

0611名無しさん@恐縮です2022/02/27(日) 12:27:38.23ID:eenkOybw0
>>476

https://i.imgur.com/87WltYQ.jpg
https://i.imgur.com/IUWsN3e.jpg

今なら許されんだろなぁイバちゃん

0612名無しさん@恐縮です2022/02/27(日) 12:59:38.27ID:mHvn+SsW0
漫画で出てくるといえば鳥山明だろ

あれだけ表に出てこない人間が漫画上では出てきてキャラ立ちしてるのはすごいわ

0613名無しさん@恐縮です2022/02/27(日) 15:53:29.59ID:QaDDaLuP0
>>612
当時は結構出てたと思う

0614名無しさん@恐縮です2022/02/27(日) 18:36:40.53ID:MHy/LdBp0
>>613
ジャッキーチェンと対談してたのは見た

0615名無しさん@恐縮です2022/02/27(日) 18:41:34.68ID:bgUJPnmc0
>>584
自分絵の仕事してるけど普段の字はヘタ。
作品としての文字を描くときはレタリングしている

0616名無しさん@恐縮です2022/02/27(日) 18:43:25.42ID:bgUJPnmc0
>>1
江口なんかは短編だけど完全に自分が主人公のマンガ描いてるよな

0617名無しさん@恐縮です2022/02/27(日) 18:44:24.37ID:d3CH9Cyq0
鳥山明は変なメカになってよく登場してた
バスタードの作者も太ったオッサンとして欄外に出てた様な

0618名無しさん@恐縮です2022/02/27(日) 18:48:27.08ID:t1Uu3x6N0
鳥山明は、アニメに出てきたときに本人が声を当ててるんだと思ってた

0619名無しさん@恐縮です2022/02/27(日) 18:48:51.07ID:mEmFvGwV0
>>100
この牛乳瓶にうんこしたらお金あげるってのもあったなぁ・・・
で、それを言われた河野哲郎は今何やってんだろうか

0620名無しさん@恐縮です2022/02/27(日) 18:51:46.79ID:PUFyA9WF0
>>367
冠茂はパスポートブルーにも敵として出てた、最期は大気圏突入時に燃え尽きるものだったけど

0621名無しさん@恐縮です2022/02/27(日) 19:00:12.10ID:rSmlv9320
赤塚不二夫は自分の飼い猫を主役にした漫画を連載したことがある

0622名無しさん@恐縮です2022/02/27(日) 19:09:45.00ID:MvowDigw0
久米田の野郎

0623名無しさん@恐縮です2022/02/27(日) 20:09:03.28ID:8rH3GPZe0
>>621
松本零士も>飼い猫主人公マンガ
ガンフロンティア終盤で出てきた死んだネコを抱くおっさんも本人だわな

0624名無しさん@恐縮です2022/02/27(日) 21:21:37.86ID:s4OxhWCf0
>>611
トンチンカン、本当いらんかった、くそつまらん
死神くんだけでよかった

0625名無しさん@恐縮です2022/02/27(日) 22:39:22.34ID:kZyLpBEQO
とんちんかんはワンピース映画の制作発表中に亡くなった編集長も出てたな

0626名無しさん@恐縮です2022/02/27(日) 23:48:51.50ID:w7Ek+GXW0
カバー裏の作者のメッチャどうでもいい報告ってまだあるの?

0627名無しさん@恐縮です2022/02/28(月) 00:17:53.84ID:lUiwEGQq0
>>611
下ネタより左下の黒いやつがやばそう

0628名無しさん@恐縮です2022/02/28(月) 10:38:42.99ID:37VJURxW0
>>538
途中まで探偵が主役だったひのまる劇場のすし丸?

0629名無しさん@恐縮です2022/02/28(月) 12:36:48.30ID:ONsy2Yn5O
>>12
キャラクターを通じてメッセージ発信する作者ばかりだが
こうやって逃げないで作者が言うのはいいな

0630名無しさん@恐縮です2022/02/28(月) 13:15:14.90ID:uf8cl+Xe0
>>603
京極堂

0631名無しさん@恐縮です2022/02/28(月) 14:27:04.82ID:J5xQc9Vj0
Dr.マシリトはいま白泉社会長だからな

0632名無しさん@恐縮です2022/02/28(月) 14:30:17.59ID:J5xQc9Vj0
>>626
少女マンガだけど桑田乃梨子の単行本の後書き近況報告の「漏電日記」が好き

編集がよく言う「◯◯先生次回作に向けて充電中!」を揶揄して、充電なんかしてないっすー漏電してるっすー的な

0633名無しさん@恐縮です2022/02/28(月) 14:42:09.51ID:aiG9ew610
川尻こだまが藤井おでこって男性漫画家だと知って唖然としたよ

0634名無しさん@恐縮です2022/02/28(月) 15:06:21.21ID:mqvW92Ks0
浅見光彦の作中に内田康夫出たことあってな…
と思い出したら今晩のテレ東でそのネタするんだね
内田役はかつての光彦俳優榎木孝明

0635名無しさん@恐縮です2022/02/28(月) 15:48:16.50ID:37VJURxW0
金田一の映画とかにも原作者が出演したりするらしいな

06366312022/02/28(月) 16:39:36.86ID:J5xQc9Vj0
>>631
すまん、調べたらマシリトは白泉社会長退任してその後の相談役も退任して今は顧問らしい
wikipediaが古い

0637名無しさん@恐縮です2022/02/28(月) 16:45:17.78ID:KIke0WfS0
>>515,577
桂はもう30年近く前にDNAとかヒットさせたあたりには
杉並の地下室ありの大豪邸に住んでたそうだがな。アシ経験者が言ってた
その頃はクソ忙しかったそうだが実家の田舎自慢でもしあってたのかねw
鳥山は愛知を離れなかったが桂はウイングマンからヒットしてたから
かなり早くから東京出てただろうし

0638名無しさん@恐縮です2022/02/28(月) 18:04:11.27ID:F2SiNygr0
>>637
Dr.スランプのコマの中で桂とどっちが田舎者か争ってたな

0639名無しさん@恐縮です2022/02/28(月) 18:06:53.54ID:F2SiNygr0
>>581
のむらしんぼが探偵モノの依頼人だったり時代劇の殿様だったりで、そのミッションの邪魔をするのがトライ本橋だったな

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています