0001湛然 ★2021/01/31(日) 05:57:02.02ID:CAP_USER9
人気ユーチューバーのピアニスト、ハラミちゃん 原点は「小学校の音楽室」
1/30(土) 10:23毎日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f0289b2ca91c73aa1c1ef5215b0b783a1118c58
ストリートピアノで人気のユーチューバー、ハラミちゃん=東京都千代田区で2021年1月8日、梅村直承撮影
https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20210130-00000021-mai-000-1-view.jpg
動画投稿サイト「ユーチューブ」で情報を発信する「ユーチューバー」。ピアニストのハラミちゃんは、駅や役所などに置かれ、誰でも自由に弾ける「ストリートピアノ」の演奏動画で知られるユーチューバーだ。動画の総再生回数は2億回を超え、テレビ番組やコマーシャルにも多数出演している。毎日小学生新聞は、音楽の魅力やピアノへの思いを、ハラミちゃんに聞いた。【長岡平助】
「こんな形で夢がかなうなんて」
ハラミちゃんが最初に動画をアップしたのは、2019年6月だった。
ピアニストを目指して音楽大学に進んだものの、プロになるのは難しいと夢を諦めたハラミちゃん。卒業して会社員になったが、体調を崩して少し休んでいた。そのとき会社の先輩が誘ってくれたのが、東京都庁にあるストリートピアノで、弾いたのはロックバンド「RADWIMPS」の「前前前世」だった。
「ノリでアップした」動画は楽しげな様子が話題になり、「元気が出た」「癒やされた」と多くのコメントが寄せられた。以来、ハラミちゃんは日本各地でポップスやアニメソングなどさまざまな曲を演奏し、400本以上の動画をアップ。CDが発売されるなど、プロの仲間入りを果たした。
4歳でピアノを始めたハラミちゃんは、小学生のころ「毎日6〜8時間」練習をしていた。楽しさの一方で「親の期待を裏切れないという思いもありました」。そんな中で「幸せ」を感じたのが、休み時間の音楽室だった。
「ドラマの主題歌『青春アミーゴ』やアニメ『千と千尋の神隠し』の『いつも何度でも』などを演奏したら、たくさんの人が集まって聴いてくれました。あのときの幸せな気持ちが、現在につながっています」
ハラミちゃんは演奏の際、弾く場所や聴く人に応じて、曲を選んだりアレンジしたりしている。「ピアノというと、かしこまった印象がありますが、聴くのも弾くのも楽しいということを知ってもらえれば」と話す。
「いつかピアノがもっと身近な存在になって、『習い事』ではなく、読書や映画鑑賞のように『趣味』として挙げられるようになればいいなと思います。そのためにも私は『日本で一番身近なピアニスト』を目指したいです」
◇一問一答
Q ストリートピアノの魅力は?
ハラミちゃん 場所によって道行く人の個性も、弾くピアノも違います。そこで見ず知らずの人とピアノの楽しさをシェアして、そこでしか、その瞬間でしか作れない幸せな空間を作るのがストリートピアノの魅力だと思います。
Q 演奏で一番印象的だったことは?
ハラミちゃん 川崎市のストリートピアノを弾いたとき、近くにいた中学生か高校生くらいの女の子から「木蘭の涙」という曲をリクエストされました。亡くなったお母さんが好きだった曲だと明かしてくれて、弾いている間にその子が泣いて、私も曲を通して思い出を共有して泣きました。
Q ピアノを上達させるコツは?
ハラミちゃん 自分の音を聴くことだと思います。弾くことだけに集中して耳がオフの人と、弾きながら自分の音を聴いている人とでは音色が違います。自分の音を意識しながら弾くと、上達が早いと思います。
1/30(土) 10:23毎日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f0289b2ca91c73aa1c1ef5215b0b783a1118c58
ストリートピアノで人気のユーチューバー、ハラミちゃん=東京都千代田区で2021年1月8日、梅村直承撮影
https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20210130-00000021-mai-000-1-view.jpg
動画投稿サイト「ユーチューブ」で情報を発信する「ユーチューバー」。ピアニストのハラミちゃんは、駅や役所などに置かれ、誰でも自由に弾ける「ストリートピアノ」の演奏動画で知られるユーチューバーだ。動画の総再生回数は2億回を超え、テレビ番組やコマーシャルにも多数出演している。毎日小学生新聞は、音楽の魅力やピアノへの思いを、ハラミちゃんに聞いた。【長岡平助】
「こんな形で夢がかなうなんて」
ハラミちゃんが最初に動画をアップしたのは、2019年6月だった。
ピアニストを目指して音楽大学に進んだものの、プロになるのは難しいと夢を諦めたハラミちゃん。卒業して会社員になったが、体調を崩して少し休んでいた。そのとき会社の先輩が誘ってくれたのが、東京都庁にあるストリートピアノで、弾いたのはロックバンド「RADWIMPS」の「前前前世」だった。
「ノリでアップした」動画は楽しげな様子が話題になり、「元気が出た」「癒やされた」と多くのコメントが寄せられた。以来、ハラミちゃんは日本各地でポップスやアニメソングなどさまざまな曲を演奏し、400本以上の動画をアップ。CDが発売されるなど、プロの仲間入りを果たした。
4歳でピアノを始めたハラミちゃんは、小学生のころ「毎日6〜8時間」練習をしていた。楽しさの一方で「親の期待を裏切れないという思いもありました」。そんな中で「幸せ」を感じたのが、休み時間の音楽室だった。
「ドラマの主題歌『青春アミーゴ』やアニメ『千と千尋の神隠し』の『いつも何度でも』などを演奏したら、たくさんの人が集まって聴いてくれました。あのときの幸せな気持ちが、現在につながっています」
ハラミちゃんは演奏の際、弾く場所や聴く人に応じて、曲を選んだりアレンジしたりしている。「ピアノというと、かしこまった印象がありますが、聴くのも弾くのも楽しいということを知ってもらえれば」と話す。
「いつかピアノがもっと身近な存在になって、『習い事』ではなく、読書や映画鑑賞のように『趣味』として挙げられるようになればいいなと思います。そのためにも私は『日本で一番身近なピアニスト』を目指したいです」
◇一問一答
Q ストリートピアノの魅力は?
ハラミちゃん 場所によって道行く人の個性も、弾くピアノも違います。そこで見ず知らずの人とピアノの楽しさをシェアして、そこでしか、その瞬間でしか作れない幸せな空間を作るのがストリートピアノの魅力だと思います。
Q 演奏で一番印象的だったことは?
ハラミちゃん 川崎市のストリートピアノを弾いたとき、近くにいた中学生か高校生くらいの女の子から「木蘭の涙」という曲をリクエストされました。亡くなったお母さんが好きだった曲だと明かしてくれて、弾いている間にその子が泣いて、私も曲を通して思い出を共有して泣きました。
Q ピアノを上達させるコツは?
ハラミちゃん 自分の音を聴くことだと思います。弾くことだけに集中して耳がオフの人と、弾きながら自分の音を聴いている人とでは音色が違います。自分の音を意識しながら弾くと、上達が早いと思います。