0001ネギうどん ★2020/11/16(月) 10:23:46.28ID:CAP_USER9
ネットを騒がせた藤川球児の引退試合のワンシーンがまたSNSをざわつかせた。人気芸人の松本人志が出演する「ワイドナショー」で「藤川球児、有終の美飾るも引退試合をめぐりネットで賛否」と取り上げられたことが発端である。
藤川は、10日に甲子園で行われた巨人戦の9回に現役最後の登板。全球ストレートで勝負して坂本勇人、中島宏之という2人の代打陣を連続三振。最速は149キロをマークした。そして3人目の重信を打席に迎えたが、重信は、2球目の146キロのアウトコース寄りのストレートに手を出してセカンドフライに終わっていた。
この試合の解説をしていた掛布氏が、「重信君はちょっと分かっていませんね。若いですね。もうちょっとあるだろって(笑)。こんなことを言うと重信君に申し訳ないんですが…ちょっと(発言が)厳しくなりましたかね。フライになるのはいいが、もっと(バットを)振って欲しかったですよね」と発言したことが、ネットの議論に火をつけた。掛布氏は、少し踏み込みすぎた発言に対して重信に「申し訳ない」とエクスキューズもしていたが、「分かっていませんね」の言葉だけが、「重信は三振をするべき」だと誤解されて独り歩きしてネットで拡散したのである。
「重信は悪くない。彼を非難するのはおかしい」、「引退試合で三振の暗黙了解はもう古い」、「真剣勝負する方が礼儀」などという重信のセカンドフライを擁護する意見が広がり、一方では少数だったが「空気を読め」、「三振するべき」という声も出てネット上で議論が白熱することになったのだ。
そもそもの騒動の発端となった掛布氏の発言の真意は何だったのか。掛布氏は、「私はSNSもしていませんし、ネットの書き込みのようなものを見ないので、賛否が起きたこともよく知らなかったのです。何人かの知人から聞かされましたが、どうも誤解されて伝わっているように感じます」と、困惑していた。
「重信君は分かっていませんね、と言ったのは、決して三振するべきだという意味で言ったのではありません。藤川君が全球ストレートで勝負し、最速の149キロを投じました。彼が引退試合にこめたメッセージ、その1球、1球で、最後に伝えたかったものを感じて欲しかったのです。巨人は消化試合でしたが、重信君にとって野球人生のエポックになるような貴重な経験の舞台が回ってきたわけです。ならば、藤川君のストレートに対して彼のベストのスイングで勝負して欲しかったのです。彼のプレースタイルがフルスイングの打者でないこともわかっています。彼の求めるベストのスイングで、ひとつの時代を築いた藤川君のストレートと勝負して何かをそこからつかんで欲しかったのです。でも、残念ながら私には、中途半端なスイングに見えました。重信君は藤川君のメッセージを受け取ったのかな?それほどの貴重な打席だったことを分かっていたのかな?という意味なのです」
掛布氏は、その試合中継内で次打者が岡本和真だったことから「三者三振もいいですが、フォアボールを出して巨人の若き4番と勝負して終わる。ひそかにそうならないかなと。できれば申告敬遠でもよかったのではないか」とも話していた。
「藤川君をずっと見てきた阪神OBの一人、球界の発展を願う野球界のOBの一人としての願望です。引退試合というのは、状況によって、いろんな形があっていいんだと思うんです。個人記録がかかっていたり、チームが負けられない状況にあれば、相手が引退試合の投手であっても打者は真剣に結果を求めて打ちにいくでしょうし、投手は引退する打者を打席に迎えても本気で抑えにいくでしょう。公式戦ですから、それは当然です。状況に応じて引退試合は、投打共に1打席でいいのかもしれませんが、完全な消化試合であれば、ストレート勝負、フルスイング勝負といった真剣勝負の中にある、プロフェッショナルな去り際というものがあってもいいのではないでしょうか」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca202ef49033b9077fbc5aea67cfa3a25a3380fe
藤川は、10日に甲子園で行われた巨人戦の9回に現役最後の登板。全球ストレートで勝負して坂本勇人、中島宏之という2人の代打陣を連続三振。最速は149キロをマークした。そして3人目の重信を打席に迎えたが、重信は、2球目の146キロのアウトコース寄りのストレートに手を出してセカンドフライに終わっていた。
この試合の解説をしていた掛布氏が、「重信君はちょっと分かっていませんね。若いですね。もうちょっとあるだろって(笑)。こんなことを言うと重信君に申し訳ないんですが…ちょっと(発言が)厳しくなりましたかね。フライになるのはいいが、もっと(バットを)振って欲しかったですよね」と発言したことが、ネットの議論に火をつけた。掛布氏は、少し踏み込みすぎた発言に対して重信に「申し訳ない」とエクスキューズもしていたが、「分かっていませんね」の言葉だけが、「重信は三振をするべき」だと誤解されて独り歩きしてネットで拡散したのである。
「重信は悪くない。彼を非難するのはおかしい」、「引退試合で三振の暗黙了解はもう古い」、「真剣勝負する方が礼儀」などという重信のセカンドフライを擁護する意見が広がり、一方では少数だったが「空気を読め」、「三振するべき」という声も出てネット上で議論が白熱することになったのだ。
そもそもの騒動の発端となった掛布氏の発言の真意は何だったのか。掛布氏は、「私はSNSもしていませんし、ネットの書き込みのようなものを見ないので、賛否が起きたこともよく知らなかったのです。何人かの知人から聞かされましたが、どうも誤解されて伝わっているように感じます」と、困惑していた。
「重信君は分かっていませんね、と言ったのは、決して三振するべきだという意味で言ったのではありません。藤川君が全球ストレートで勝負し、最速の149キロを投じました。彼が引退試合にこめたメッセージ、その1球、1球で、最後に伝えたかったものを感じて欲しかったのです。巨人は消化試合でしたが、重信君にとって野球人生のエポックになるような貴重な経験の舞台が回ってきたわけです。ならば、藤川君のストレートに対して彼のベストのスイングで勝負して欲しかったのです。彼のプレースタイルがフルスイングの打者でないこともわかっています。彼の求めるベストのスイングで、ひとつの時代を築いた藤川君のストレートと勝負して何かをそこからつかんで欲しかったのです。でも、残念ながら私には、中途半端なスイングに見えました。重信君は藤川君のメッセージを受け取ったのかな?それほどの貴重な打席だったことを分かっていたのかな?という意味なのです」
掛布氏は、その試合中継内で次打者が岡本和真だったことから「三者三振もいいですが、フォアボールを出して巨人の若き4番と勝負して終わる。ひそかにそうならないかなと。できれば申告敬遠でもよかったのではないか」とも話していた。
「藤川君をずっと見てきた阪神OBの一人、球界の発展を願う野球界のOBの一人としての願望です。引退試合というのは、状況によって、いろんな形があっていいんだと思うんです。個人記録がかかっていたり、チームが負けられない状況にあれば、相手が引退試合の投手であっても打者は真剣に結果を求めて打ちにいくでしょうし、投手は引退する打者を打席に迎えても本気で抑えにいくでしょう。公式戦ですから、それは当然です。状況に応じて引退試合は、投打共に1打席でいいのかもしれませんが、完全な消化試合であれば、ストレート勝負、フルスイング勝負といった真剣勝負の中にある、プロフェッショナルな去り際というものがあってもいいのではないでしょうか」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca202ef49033b9077fbc5aea67cfa3a25a3380fe