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スポニチアネックス
ロッチが漫才をやらないワケ コカドが明かす「漫才好きで。だからやれへん」
お笑いコンビ「ロッチ」のコカドケンタロウ(左)と中岡創一
お笑いコンビ「ロッチ」が16日、ニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」(月〜木曜後1・00)にゲスト出演し、コンビで漫才をしない理由を明かした。
「ロッチ」のネタはコント専門で、中岡創一(42)は「どうしても『ロッチ』で漫才をしてみたいの。せやけど、どうしても嫌やというの」と、相方のコカドケンタロウ(42)が消極的であることを告白。過去に生放送で「漫才をやります」と宣言したものの、いまだ実現していないという。そこで番組では、漫才専門の「ナイツ」に「漫才の良さを言うたって?」とコカド説得をお願いした。
一方のコカドは、実は吉本興業の劇場「なんばグランド花月」に小学校時代から通っていたほどの漫才好き。「漫才好きで。だからやれへんというところもある」と、漫才への強すぎるリスペクトを理由に挙げた。また、養成所時代は「千原兄弟」や「ジャルジャル」などのコントが流行しており、「だから漫才という発想がなかった」と説明。「そのまま作らずに、そこから20年以上たった時に中岡君が急に『漫才したい』って言ってるの。もう無理よ。ちょっと待って」と悲鳴を上げた。
コカドはさらに「漫才しかやれへん人が、『キングオブコント、出てみようか?』って言って出て決勝に行くとか、めっちゃ嫌なの」と、漫才とコントの縄張り意識も理由に挙げた。そのせいか、自分たちが漫才の頂点を決める「M−1グランプリ」に出るのもお門違いだと決めつけていたという。
しかし、ロッチは今年で結成16年目。「M−1への出場資格がなくなることから、コカドは「出られへんから、今やってもいいと思ってる」と若干、態度を軟化させていた。
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