0001湛然 ★2020/04/28(火) 22:50:56.08ID:QhtAeQvD9
ASKA、デビュー当時は作詞が苦手だった…言葉の奥深さを知るための努力とは?
2020年04月28日 18:00 J-WAVE NEWS
https://news.j-wave.fm/news/2020/04/post-5814.html
https://news.j-wave.fm/news/assets_c/2020/04/EWWfsd7VAAIN9S7-thumb-750x500-63853.jpg
J-WAVEで放送中の番組『INNOVATION WORLD』(ナビゲーター:川田十夢)のワンコーナー「ROAD TO INNOVATION」。4月24日(金)のオンエアでは、シンガーソングライター・ASKAが登場。CHAGE and ASKA時代とソロ活動時代の歌詞の変化についてトークを展開し、かつて抱えていた歌詞へのコンプレックスを明かした。
■ASKAの歌詞を分析。最近は表現がストレートに?
今回の放送では、3月20日にニューアルバム『Breath of Bless』をリリースしたASKAと川田が対談をおこなった。対談に伴い、川田はCHAGE and ASKA時代とソロ活動時代のASKAが使う、それぞれの歌詞をタグ・クラウド化して分析。データを読みながら、2人はトークを進行した。
川田:ソロ活動をしてからのASKAさんは、「alive」「冷たい」「心」という言葉がよく使われていることがわかりました。
ASKA:『Love is alive』って曲は覚えているんだけど、それ以外で使っているかなあ。
川田:9回使用されているようですよ。あとは「朝」「海」「未来」という言葉が、独立後は特徴的ですね。
ASKA:なるほど。
川田:今までのASKAさんは物語の世界というか、「苦しい」とか「寂しい」ってことを感じても、その言葉を使わずにメタファーとしていろんなことを歌われていたんですね。最近のASKAさんは、未来や孤独といったことをストレートに歌われている印象です。
ASKA:昔は本当に歌詞を書くのが苦手で。1行目が書けると、少しずつ組み立てていく。そして歌詞を振り返りながら、推敲を重ねていましたね。それがね、事件を機に歌詞を書くのがすごく早くなって、1作を書くのに4時間以上かかることはほぼなくなりましたね。それまでは1作書くのに1ヵ月ぐらいかかったことがありました。自分のなかで、明らかな変化が起こったことは、間違いないですね。
(中略)
■作詞能力は「散文詩」を読んで鍛えた
ASKAの歌詞は、表現の豊かさ、奥深さなどが高く評価されている。しかし実はもとももと「作詞に興味がなかった」とASKAが明かす。デビュー当初は苦労しながら、言葉をもっと深く知るために、古本屋であるものを買い集めていたそうだ。
ASKA:昔は、作詞ができなくてできなくて。できない理由としては、作詞に興味がなかった。歌詞は語呂がよければいいやと思っていたんですね。そう思いながら作り込みはしていたんですけど、今にして思うと到達の具合は甘くて。それでデビューした当時は、6曲しかオリジナル曲がありませんでした。こんなプロはいないですよ。当時のプロデューサーは歌詞に厳しい人で、けちょんけちょんに言われました。それで、言葉の大切さを感じようとして、「言葉が持つ奥深さや行間を知るには、どうすればいいだろう」と考えるようになりました。
ASKAがたどり着いた結論は「散文詩を読むこと」。ツアーで全国をまわる際に古書店に立ち寄り、散文詩の本を買っていたという。
ASKA:当時の僕を知る人は「いつも本を持っていたよね」って言いますね。
川田:散文詩と言いますと、谷川俊太郎さんあたりですか?
ASKA:谷川俊太郎さん、大好きですよ。実際にお会いすることもできました。
川田:谷川さんとASKAさんとは、「孤独感」とか「壮大なスケールのなかで感じる存在感」のような世界観が、隣り合っているように感じています。
ASKA:谷川さんは「僕の詩集に影響を受けているようには見えないなあ」と仰っていたんですよね。だけど、僕は確実に谷川さんの言葉の使い方を学ばせていただきましたよ。
川田:ご自身が納得できる歌詞を書けるようになったのって、いつぐらいのことですか?
ASKA:最近ですよ。とはいえ、未だに歌詞は苦手です。すごい詩を書いてくれる人がいないかなって思いながらも、なんだかんだで自分で書いちゃうんですよね。
(以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
2020年04月28日 18:00 J-WAVE NEWS
https://news.j-wave.fm/news/2020/04/post-5814.html
https://news.j-wave.fm/news/assets_c/2020/04/EWWfsd7VAAIN9S7-thumb-750x500-63853.jpg
J-WAVEで放送中の番組『INNOVATION WORLD』(ナビゲーター:川田十夢)のワンコーナー「ROAD TO INNOVATION」。4月24日(金)のオンエアでは、シンガーソングライター・ASKAが登場。CHAGE and ASKA時代とソロ活動時代の歌詞の変化についてトークを展開し、かつて抱えていた歌詞へのコンプレックスを明かした。
■ASKAの歌詞を分析。最近は表現がストレートに?
今回の放送では、3月20日にニューアルバム『Breath of Bless』をリリースしたASKAと川田が対談をおこなった。対談に伴い、川田はCHAGE and ASKA時代とソロ活動時代のASKAが使う、それぞれの歌詞をタグ・クラウド化して分析。データを読みながら、2人はトークを進行した。
川田:ソロ活動をしてからのASKAさんは、「alive」「冷たい」「心」という言葉がよく使われていることがわかりました。
ASKA:『Love is alive』って曲は覚えているんだけど、それ以外で使っているかなあ。
川田:9回使用されているようですよ。あとは「朝」「海」「未来」という言葉が、独立後は特徴的ですね。
ASKA:なるほど。
川田:今までのASKAさんは物語の世界というか、「苦しい」とか「寂しい」ってことを感じても、その言葉を使わずにメタファーとしていろんなことを歌われていたんですね。最近のASKAさんは、未来や孤独といったことをストレートに歌われている印象です。
ASKA:昔は本当に歌詞を書くのが苦手で。1行目が書けると、少しずつ組み立てていく。そして歌詞を振り返りながら、推敲を重ねていましたね。それがね、事件を機に歌詞を書くのがすごく早くなって、1作を書くのに4時間以上かかることはほぼなくなりましたね。それまでは1作書くのに1ヵ月ぐらいかかったことがありました。自分のなかで、明らかな変化が起こったことは、間違いないですね。
(中略)
■作詞能力は「散文詩」を読んで鍛えた
ASKAの歌詞は、表現の豊かさ、奥深さなどが高く評価されている。しかし実はもとももと「作詞に興味がなかった」とASKAが明かす。デビュー当初は苦労しながら、言葉をもっと深く知るために、古本屋であるものを買い集めていたそうだ。
ASKA:昔は、作詞ができなくてできなくて。できない理由としては、作詞に興味がなかった。歌詞は語呂がよければいいやと思っていたんですね。そう思いながら作り込みはしていたんですけど、今にして思うと到達の具合は甘くて。それでデビューした当時は、6曲しかオリジナル曲がありませんでした。こんなプロはいないですよ。当時のプロデューサーは歌詞に厳しい人で、けちょんけちょんに言われました。それで、言葉の大切さを感じようとして、「言葉が持つ奥深さや行間を知るには、どうすればいいだろう」と考えるようになりました。
ASKAがたどり着いた結論は「散文詩を読むこと」。ツアーで全国をまわる際に古書店に立ち寄り、散文詩の本を買っていたという。
ASKA:当時の僕を知る人は「いつも本を持っていたよね」って言いますね。
川田:散文詩と言いますと、谷川俊太郎さんあたりですか?
ASKA:谷川俊太郎さん、大好きですよ。実際にお会いすることもできました。
川田:谷川さんとASKAさんとは、「孤独感」とか「壮大なスケールのなかで感じる存在感」のような世界観が、隣り合っているように感じています。
ASKA:谷川さんは「僕の詩集に影響を受けているようには見えないなあ」と仰っていたんですよね。だけど、僕は確実に谷川さんの言葉の使い方を学ばせていただきましたよ。
川田:ご自身が納得できる歌詞を書けるようになったのって、いつぐらいのことですか?
ASKA:最近ですよ。とはいえ、未だに歌詞は苦手です。すごい詩を書いてくれる人がいないかなって思いながらも、なんだかんだで自分で書いちゃうんですよね。
(以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)