0001Egg ★2019/10/11(金) 08:49:48.68ID:NGOLJZaX9
NBA、アメリカプロバスケットボールに所属するチームの幹部が香港の抗議活動を支持したことなどに対し、中国が激しく反発する中、上海で10日夜、プレシーズンマッチが開催されました。しかし、試合に関する広告が撤去されるなど異例な状況での開催となり影響は広がっています。
中国では、NBAのロケッツのゼネラルマネージャーが自身のツイッターに香港の抗議活動を支持するメッセージを投稿し、この投稿についてNBAのコミッショナーが擁護するような発言をしたとして中国政府や企業などが強く反発しています。
こうした中、中国・上海で、10日夜、NBAのネッツとレイカーズのプレシーズンマッチが開催されました。会場には、試合開始の2時間以上前からチームのユニフォームを着たり中国の国旗を持ったりした、大勢のファンが訪れていました。
ただ、中には「試合を見るだけでなく香港は中国の領土の一部だと訴えたい」などと話す人もいました。
今回、上海市内では、10日までに試合に関連する多くの広告が、撤去されたほか、9日開催される予定だったファンのイベントが急きょ中止になりました。
また、国営の中国中央テレビが今回のプレシーズンマッチの放送を停止するなど中国でも人気が高いNBAの試合にもかかわらず、異例の状況での開催となり、影響が広がっています。
NBAグッズの販売停止や提携打ち切りの動きも
NBA、アメリカプロバスケットボール、ヒューストン・ロケッツのゼネラルマネージャーがSNSに香港の抗議活動を支持する投稿をしたことを受けて、中国国内では関連グッズの販売を取りやめたり、中国企業がNBAとの提携関係の打ち切りを発表したりする動きが相次いでいます。
このうち中国のネット通販大手、「アリババ」が運営するサイトでは、商品検索で「NBA ロケッツ」と打ち込んでも、「商品が見つかりません」と表示され、購入できなくなっています。ほかの大手通販サイトも同じような状況となっていて、香港に関する投稿を受けて取り扱いを停止したとみられます。
また、中国の運動用品メーカー、「ANTA」はNBAとの契約の継続交渉を打ち切ると発表しました。「ANTA」はNBA選手にシューズなどを提供していて、関連する商品を多数、製造・販売しています。
中国メディアはこれまでにNBAと正式な提携関係のある14の中国企業が提携の打ち切りや一時停止を発表した、と伝えています。
中国版ツイッター、「ウェイボー」にはNBAのプレシーズンマッチが行われた上海で、沿道に掲げられたNBAの旗が外される様子を撮影したという動画も投稿されています。
中国の調査会社によりますと中国国内のスポーツ関連の市場規模は来年には3兆人民元、日本円で45兆円余りに達する見込みです。中でもバスケットボールは若い世代を中心に最も人気のあるスポーツで、NBAにとっても有力な市場となっています。
アメリカ企業の広告に批判相次ぐ
中国では香港での抗議活動に関連してアメリカ企業の広告などが批判を受け、企業側が対応を迫られるケースが相次いでいます。
このうち、高級宝飾品メーカーのティファニーは、今月7日、中国人のモデルが、右目を覆ったポーズをとる指輪の広告をツイッターで公開しました。しかし、中国のインターネット上では香港の抗議活動で、警察と衝突したデモ隊の女性が右目にけがをしたことを連想させるものだという批判が広がりティファニーは「政治的意図はなかった」と釈明し、広告を削除しました。
また、大手IT企業アップルは、香港の抗議活動の参加者が警察の動きを特定するのに役立つ地図アプリを提供しているとして中国メディアから批判を受け、10日までにこのアプリをオンラインストアから削除しました。
2019年10月11日 8時15分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191011/k10012122401000.html
中国では、NBAのロケッツのゼネラルマネージャーが自身のツイッターに香港の抗議活動を支持するメッセージを投稿し、この投稿についてNBAのコミッショナーが擁護するような発言をしたとして中国政府や企業などが強く反発しています。
こうした中、中国・上海で、10日夜、NBAのネッツとレイカーズのプレシーズンマッチが開催されました。会場には、試合開始の2時間以上前からチームのユニフォームを着たり中国の国旗を持ったりした、大勢のファンが訪れていました。
ただ、中には「試合を見るだけでなく香港は中国の領土の一部だと訴えたい」などと話す人もいました。
今回、上海市内では、10日までに試合に関連する多くの広告が、撤去されたほか、9日開催される予定だったファンのイベントが急きょ中止になりました。
また、国営の中国中央テレビが今回のプレシーズンマッチの放送を停止するなど中国でも人気が高いNBAの試合にもかかわらず、異例の状況での開催となり、影響が広がっています。
NBAグッズの販売停止や提携打ち切りの動きも
NBA、アメリカプロバスケットボール、ヒューストン・ロケッツのゼネラルマネージャーがSNSに香港の抗議活動を支持する投稿をしたことを受けて、中国国内では関連グッズの販売を取りやめたり、中国企業がNBAとの提携関係の打ち切りを発表したりする動きが相次いでいます。
このうち中国のネット通販大手、「アリババ」が運営するサイトでは、商品検索で「NBA ロケッツ」と打ち込んでも、「商品が見つかりません」と表示され、購入できなくなっています。ほかの大手通販サイトも同じような状況となっていて、香港に関する投稿を受けて取り扱いを停止したとみられます。
また、中国の運動用品メーカー、「ANTA」はNBAとの契約の継続交渉を打ち切ると発表しました。「ANTA」はNBA選手にシューズなどを提供していて、関連する商品を多数、製造・販売しています。
中国メディアはこれまでにNBAと正式な提携関係のある14の中国企業が提携の打ち切りや一時停止を発表した、と伝えています。
中国版ツイッター、「ウェイボー」にはNBAのプレシーズンマッチが行われた上海で、沿道に掲げられたNBAの旗が外される様子を撮影したという動画も投稿されています。
中国の調査会社によりますと中国国内のスポーツ関連の市場規模は来年には3兆人民元、日本円で45兆円余りに達する見込みです。中でもバスケットボールは若い世代を中心に最も人気のあるスポーツで、NBAにとっても有力な市場となっています。
アメリカ企業の広告に批判相次ぐ
中国では香港での抗議活動に関連してアメリカ企業の広告などが批判を受け、企業側が対応を迫られるケースが相次いでいます。
このうち、高級宝飾品メーカーのティファニーは、今月7日、中国人のモデルが、右目を覆ったポーズをとる指輪の広告をツイッターで公開しました。しかし、中国のインターネット上では香港の抗議活動で、警察と衝突したデモ隊の女性が右目にけがをしたことを連想させるものだという批判が広がりティファニーは「政治的意図はなかった」と釈明し、広告を削除しました。
また、大手IT企業アップルは、香港の抗議活動の参加者が警察の動きを特定するのに役立つ地図アプリを提供しているとして中国メディアから批判を受け、10日までにこのアプリをオンラインストアから削除しました。
2019年10月11日 8時15分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191011/k10012122401000.html