0001湛然 ★2019/01/09(水) 22:36:26.40ID:ZbVZ+kw89
2019年01月09日
坂本龍一「何がいいんだろう」 理解するのに2年かかった音楽ジャンルとは?
J-WAVEで2ヶ月に1度、第1日曜にお送りしている番組『RADIO SAKAMOTO』(ナビゲーター:坂本龍一)。1月6日(日)のオンエアでは、編集者でライターの若林 恵さんをゲストに迎えて、音楽について語り合いました。
(中略)
■「2018年の音楽はあまりピンとこなかった」
続いて、若林さんとの対談をお届けしました。若林さんは、IT、テクノロジー、思想、哲学、ポップカルチャーなどについて非常に詳しいうえに、坂本も舌を巻くほどの音楽通です。
坂本:若林さんは驚くほど音楽好きですよね。
若林:今年はちょっと……。僕、一生懸命「Apple Music」なりをちゃんと使おうと思って、60個くらいプレイリストを作りました。
坂本:個人的に作ったの?
若林:面白そうだなと思ったやつを、どこかのフォルダに放り込んでおかないと……。
坂本:忘れちゃうでしょ(笑)。
若林:忘れちゃうんです(笑)。
若林さんは「2018年の音楽はあまりピンとこなかった」そうで、これに坂本も同意します。
ここから話題はアメリカの音楽メディア「ピッチフォーク・メディア」に移り、若林さんは、そこで高い点数を得た日本人女性シンガーソングライター・Mitskiさんのアルバム『Be the Cowboy』や、奇才といわれるイヴ・トゥモアを紹介しました。
坂本:イヴ・トゥモアは一般的に評価が高いんだ?
若林:2018年の「ピッチフォーク」のアルバムの点数では、一番高かったはずですよ。
坂本:えー!
■“跳ね返される音楽”の魅力
続いて、音楽ジャンルの話題から“跳ね返される音楽”について盛り上がりました。
若林:僕はロック、しかもヘビメタから入った人間なんです。それは坂本さんとかの影響なんですけどね。現代音楽の情報とか、入ってくるわけじゃないですか。そうすると、わかんなきゃいけないんだっていう、プレッシャーを感じるわけです(笑)。何度も跳ね返されましたけどね。スッと入れないんですよ。自分の中にコンテクストみたいなのができないと。ただ、跳ね返されるのが、僕は好きなんですけどね。
坂本:僕が跳ね返されたのはレゲエです。
若林:「レゲエ、わかんねえ」って感じですか?
坂本:わかんない。何がいいんだろうと思う。
若林:面白い。
坂本:たぶんいいんだろうと思って、わかんないんだけど聴き続けて、面白いってなるまでに2年かかりました。
「ある日突然、レゲエ空間が見えた。幾何学的な空間」と坂本。それ以来、レゲエを面白く聴けるようになったと言います。
若林:坂本さんでもそういうのあるんですね。
坂本:頭で考えちゃだめなんだね。
若林:そうですね。僕も無理して聴いて、馴染んでくると入り方がわかってくるみたいなことがあるのかなと思うんです。
坂本:分析的に聴いたりしてたらダメなんでしょうね。
(以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
坂本龍一
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/images/board/190106_radiosakamoto002.jpg
坂本龍一、若林恵
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/images/board/190106_radiosakamoto004.jpg
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2019/01/16-2-1.html
坂本龍一「何がいいんだろう」 理解するのに2年かかった音楽ジャンルとは?
J-WAVEで2ヶ月に1度、第1日曜にお送りしている番組『RADIO SAKAMOTO』(ナビゲーター:坂本龍一)。1月6日(日)のオンエアでは、編集者でライターの若林 恵さんをゲストに迎えて、音楽について語り合いました。
(中略)
■「2018年の音楽はあまりピンとこなかった」
続いて、若林さんとの対談をお届けしました。若林さんは、IT、テクノロジー、思想、哲学、ポップカルチャーなどについて非常に詳しいうえに、坂本も舌を巻くほどの音楽通です。
坂本:若林さんは驚くほど音楽好きですよね。
若林:今年はちょっと……。僕、一生懸命「Apple Music」なりをちゃんと使おうと思って、60個くらいプレイリストを作りました。
坂本:個人的に作ったの?
若林:面白そうだなと思ったやつを、どこかのフォルダに放り込んでおかないと……。
坂本:忘れちゃうでしょ(笑)。
若林:忘れちゃうんです(笑)。
若林さんは「2018年の音楽はあまりピンとこなかった」そうで、これに坂本も同意します。
ここから話題はアメリカの音楽メディア「ピッチフォーク・メディア」に移り、若林さんは、そこで高い点数を得た日本人女性シンガーソングライター・Mitskiさんのアルバム『Be the Cowboy』や、奇才といわれるイヴ・トゥモアを紹介しました。
坂本:イヴ・トゥモアは一般的に評価が高いんだ?
若林:2018年の「ピッチフォーク」のアルバムの点数では、一番高かったはずですよ。
坂本:えー!
■“跳ね返される音楽”の魅力
続いて、音楽ジャンルの話題から“跳ね返される音楽”について盛り上がりました。
若林:僕はロック、しかもヘビメタから入った人間なんです。それは坂本さんとかの影響なんですけどね。現代音楽の情報とか、入ってくるわけじゃないですか。そうすると、わかんなきゃいけないんだっていう、プレッシャーを感じるわけです(笑)。何度も跳ね返されましたけどね。スッと入れないんですよ。自分の中にコンテクストみたいなのができないと。ただ、跳ね返されるのが、僕は好きなんですけどね。
坂本:僕が跳ね返されたのはレゲエです。
若林:「レゲエ、わかんねえ」って感じですか?
坂本:わかんない。何がいいんだろうと思う。
若林:面白い。
坂本:たぶんいいんだろうと思って、わかんないんだけど聴き続けて、面白いってなるまでに2年かかりました。
「ある日突然、レゲエ空間が見えた。幾何学的な空間」と坂本。それ以来、レゲエを面白く聴けるようになったと言います。
若林:坂本さんでもそういうのあるんですね。
坂本:頭で考えちゃだめなんだね。
若林:そうですね。僕も無理して聴いて、馴染んでくると入り方がわかってくるみたいなことがあるのかなと思うんです。
坂本:分析的に聴いたりしてたらダメなんでしょうね。
(以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
坂本龍一
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/images/board/190106_radiosakamoto002.jpg
坂本龍一、若林恵
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/images/board/190106_radiosakamoto004.jpg
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2019/01/16-2-1.html