0001Egg ★2019/01/01(火) 20:48:34.18ID:CAP_USER9
「第69回NHK紅白歌合戦」が31日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。
平成最後の紅白にふさわしい出場歌手らが熱唱を繰り広げ、35年ぶりに同ホールに帰ってきたサザンオールスターズが破天荒なステージを展開しフィナーレを迎えた。
午後11時25分頃。最終歌唱者のサザンがステージに登場すると、舞台裏にある楽屋口の通路にあるモニター周辺に、「サザンが見たい」と50人ほどの人だかりができた。
ボーカルの桑田佳祐(62)が平成の名曲「希望の轍(わだち)」を歌い始めると、通路に並んでいた乃木坂46のメンバーが曲に合わせて体を揺らせ、手を叩いた。
2曲目のデビュー曲「勝手にシンドバッド」が流れると、盛り上がりは加速。桑田が途中で「サブちゃーん」と声を張り上げ、北島三郎(82)を舞台に呼んだ。
松任谷由実(64)も再び登壇。隣で腰をくねらせ踊り始め、桑田の頬にキスした。桑田は歌詞を変え「ラララ〜ラララ、ユーミンさ〜ん♪」と絶叫すると、ユーミンも「ラララ〜ラララ、くーわく〜ん♪」と呼応。
デビュー時代に戻ったような“何でもあり”のパフォーマンスを終えると、桑田はステージ上でぶっ倒れた。
大御所たちの豪華共演に、楽屋口の通路では、モニターに見入っていた出演者から自然と大きな拍手がわき上がった。
番組終了後に、取材に応じた総合司会の内村光良(54)も、サザンのステージについて「まさかのユーミンさんの乱入があるとは本当に誰一人予想できなかった。
全部吹っ飛んだ。本当に夢のような世界だった」と驚きと感動が入り交じった様子。番組関係者も「素晴らしいものを見られた。大成功でしたね」と満足げな笑みを浮かべた。
11月14日の出場歌手発表時には「目玉がない」との指摘もあったが、NHKは12月に入り、次々と大物歌手の起用を発表した。4日に2013年の紅白卒業以来5年ぶりとなる北島の出演が決定。
12日にサザン、25日にYOSHIKIと共演した英国歌手のサラ・ブライトマン(58)が発表された。さらに26日に初のテレビ生出演となる米津玄師(27)が故郷・徳島から大ヒット曲「Lemon」を歌唱することも決まった。
そうした追加発表により、世間の関心も一気に高まった。
気になったのは、サザンが特別企画枠での出場で事実上の“大トリ”を務めたことだ。本来は紅組、白組のいずれかが最終歌唱者となるところだが、今回は極めて異例の試みとなった。
これまでの出場では白組だったサザンが、紅組でも白組でもない特別な歌手として締めくくったのである。そして冒頭にあるような、ど派手なパフォーマンスで大きな話題をさらった。
最終結果発表で視聴者投票は、紅組240537票に対して白組は411931票を獲得し、ほぼダブルスコアとなった。ゲスト審査員票は9対2で紅組、会場票は1176票対1453票で白組となり、白組の優勝が決まった。
この結果に「最後のサザンを白組として見た視聴者が多かったのではないか」と指摘する声もあった。
今回は北島も「夢を歌おう」特別企画の出演者。YOSHIKIに至っては、紅組、白組両方に属する歌手として出場した。紅白は言うまでもなく対戦形式で行われるイベント。
その中で椎名林檎(40)と宮本浩次(52)を含め、どちらの組にも属さない歌手が注目された感は否めない。
昭和から平成にかけてトップを走り続けたサザンが“究極の大トリ”を務めたことに異論はない。ただこうした特別企画枠が増えていくと、「歌合戦」という意義も希薄になりかねない。
歌合戦の様式を保ちながら、いかにエンタメ性を追求していくか。これも紅白の制作、演出上の難しさだ。
本番前、NHKの上田良一会長は今回の豪華ラインアップについて「紅白はNHKにとって最大のイベント。皆さんが紅白に思い入れを持っていただけるのは、NHKを代表してお礼を言いたい」と感謝。
視聴率については数字にこだわらないとしながらも、引退した安室奈美恵さん(41)のラスト紅白となった前回を「超えるといいですね」と期待感を示した。
前回の平均視聴率は同9時からの第2部で39・4%(関西地区は39・6%、ビデオリサーチ調べ)と2年ぶりに40%に届かず、歴代ワースト3位の数字を記録。
今回は最初から最後まで要所に注目歌手を配し、中だるみのない演出に成功したように見えた。平成最後の紅白は、視聴者にどう響いたのか。2日に発表される視聴率が気になる。(記者コラム)
1/1(火) 17:04配信 スポーツ報知
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190101-00000076-sph-ent
写真
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平成最後の紅白にふさわしい出場歌手らが熱唱を繰り広げ、35年ぶりに同ホールに帰ってきたサザンオールスターズが破天荒なステージを展開しフィナーレを迎えた。
午後11時25分頃。最終歌唱者のサザンがステージに登場すると、舞台裏にある楽屋口の通路にあるモニター周辺に、「サザンが見たい」と50人ほどの人だかりができた。
ボーカルの桑田佳祐(62)が平成の名曲「希望の轍(わだち)」を歌い始めると、通路に並んでいた乃木坂46のメンバーが曲に合わせて体を揺らせ、手を叩いた。
2曲目のデビュー曲「勝手にシンドバッド」が流れると、盛り上がりは加速。桑田が途中で「サブちゃーん」と声を張り上げ、北島三郎(82)を舞台に呼んだ。
松任谷由実(64)も再び登壇。隣で腰をくねらせ踊り始め、桑田の頬にキスした。桑田は歌詞を変え「ラララ〜ラララ、ユーミンさ〜ん♪」と絶叫すると、ユーミンも「ラララ〜ラララ、くーわく〜ん♪」と呼応。
デビュー時代に戻ったような“何でもあり”のパフォーマンスを終えると、桑田はステージ上でぶっ倒れた。
大御所たちの豪華共演に、楽屋口の通路では、モニターに見入っていた出演者から自然と大きな拍手がわき上がった。
番組終了後に、取材に応じた総合司会の内村光良(54)も、サザンのステージについて「まさかのユーミンさんの乱入があるとは本当に誰一人予想できなかった。
全部吹っ飛んだ。本当に夢のような世界だった」と驚きと感動が入り交じった様子。番組関係者も「素晴らしいものを見られた。大成功でしたね」と満足げな笑みを浮かべた。
11月14日の出場歌手発表時には「目玉がない」との指摘もあったが、NHKは12月に入り、次々と大物歌手の起用を発表した。4日に2013年の紅白卒業以来5年ぶりとなる北島の出演が決定。
12日にサザン、25日にYOSHIKIと共演した英国歌手のサラ・ブライトマン(58)が発表された。さらに26日に初のテレビ生出演となる米津玄師(27)が故郷・徳島から大ヒット曲「Lemon」を歌唱することも決まった。
そうした追加発表により、世間の関心も一気に高まった。
気になったのは、サザンが特別企画枠での出場で事実上の“大トリ”を務めたことだ。本来は紅組、白組のいずれかが最終歌唱者となるところだが、今回は極めて異例の試みとなった。
これまでの出場では白組だったサザンが、紅組でも白組でもない特別な歌手として締めくくったのである。そして冒頭にあるような、ど派手なパフォーマンスで大きな話題をさらった。
最終結果発表で視聴者投票は、紅組240537票に対して白組は411931票を獲得し、ほぼダブルスコアとなった。ゲスト審査員票は9対2で紅組、会場票は1176票対1453票で白組となり、白組の優勝が決まった。
この結果に「最後のサザンを白組として見た視聴者が多かったのではないか」と指摘する声もあった。
今回は北島も「夢を歌おう」特別企画の出演者。YOSHIKIに至っては、紅組、白組両方に属する歌手として出場した。紅白は言うまでもなく対戦形式で行われるイベント。
その中で椎名林檎(40)と宮本浩次(52)を含め、どちらの組にも属さない歌手が注目された感は否めない。
昭和から平成にかけてトップを走り続けたサザンが“究極の大トリ”を務めたことに異論はない。ただこうした特別企画枠が増えていくと、「歌合戦」という意義も希薄になりかねない。
歌合戦の様式を保ちながら、いかにエンタメ性を追求していくか。これも紅白の制作、演出上の難しさだ。
本番前、NHKの上田良一会長は今回の豪華ラインアップについて「紅白はNHKにとって最大のイベント。皆さんが紅白に思い入れを持っていただけるのは、NHKを代表してお礼を言いたい」と感謝。
視聴率については数字にこだわらないとしながらも、引退した安室奈美恵さん(41)のラスト紅白となった前回を「超えるといいですね」と期待感を示した。
前回の平均視聴率は同9時からの第2部で39・4%(関西地区は39・6%、ビデオリサーチ調べ)と2年ぶりに40%に届かず、歴代ワースト3位の数字を記録。
今回は最初から最後まで要所に注目歌手を配し、中だるみのない演出に成功したように見えた。平成最後の紅白は、視聴者にどう響いたのか。2日に発表される視聴率が気になる。(記者コラム)
1/1(火) 17:04配信 スポーツ報知
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