0001砂漠のマスカレード ★@無断転載は禁止2017/09/11(月) 14:16:34.65ID:CAP_USER9
2006年に規制強化、対応に苦しみ「選手生命が危なくなるかもな」
シーズン終盤に差し掛かった日本プロ野球で、にわかに注目を集めたのが「2段モーション」問題だ。
西武の菊池雄星投手が、8月17日楽天戦、8月24日ソフトバンク戦で反則投球の判定を受けたことをきっかけに、各所で議論が沸き上がったことは記憶に新しい。
そもそも「2段モーション」は、なぜ反則なのか。公認野球規則6.02で定められている「投手の反則行為」では、「投手板に触れている投手が、投球に関連する動作を起こしながら、投球を中止した場合」
が反則投球と記されており、投球動作に入った後に動きが止まることを禁止している。投球動作の途中で一度足を上げてから下げ、もう一度引き上げて踏み出す
「2段モーション」自体は禁止されていないが、その過程で少しでも動きが止まれば、それは反則投球だ。
NPBでは長らく2段モーションについて“大らかな”判定がなされていたが、2005年に野球の国際化を目指す方針が打ち出された。
この時に野球規則委員会は、公認野球規則8.01(a)ワインドアップポジション(b)セットポジション(2015年当時、現在は5.07)で、投
手は「打者への投球に関する動作を起こしたならば、中途で止めたり、変更したりしないで、その投球を完了しなければならない」と記されていることに触れ、
「2段モーションなどは不正投球とする」という見解を発表。2006年から厳しく規制をするようになった。
2006年当時、新しく適応されたルールへの対応に苦労した投手の1人が、ソフトバンクで活躍した斉藤和巳氏だ。
パ・リーグ史上初となる2度の沢村賞受賞や投手5冠など、数々の実績を残した元右腕は
「変えろって言われた時には、これは選手生命が危なくなるかもなって思いましたね」と、当時を振り返る。
西武菊池への反則投球判定には「もっと違うやり方があったのでは」
「僕は1回足を上げて止まるっていう投げ方を、中学生の頃からずっと続けていたんですよ。それまで注意されることがなかった。
だから、当時は僕からしたら、右投げを左投げに変えるくらいの感覚でした。何十年って、それ以外の投げ方をしたことがないわけですから。
体の理屈から言うと、足を上げてからボールをリリースするまで止まらずに、流れの中で投げた方が体重を前に乗せやすいんですよ。
足を止めると、もう一度そこから流れを作らないといけないから難しくない?って言う人もいます。
言うてる意味は分かるけど、それが僕のリズム。それを変えろって言われた時には、これは選手生命が危なくなるかもなって思いましたね。
結びつけたくないですけど、僕はその年(2006年)のシーズン終盤から肩の調子が悪くなったんですよ。
2007年も投げたけど、もう肩がボロボロ。それが原因だったかは分からない。
でも、投手にとってフォームを変えることは本当に大変な作業なんです」
今回「2段モーション」議論を再燃させた菊池投手の場合は、年々フォームが変わり、今季も開幕からシーズンが進むにつれて、足の上げ方に少しずつ変化が見られる。
それでも、投球フォームは投手にとって生命線。シーズン終盤を迎えての度重なる反則投球判定に、斉藤氏は「もっと違う方法があったんじゃないか」と話す。
https://www.youtube.com/watch?v=uEx-R_bUlCc
9/11(月) 14:07配信
https://giwiz-newstop.c.yimg.jp/im_siggTSDo0.oBEggutv4WFs2aSg---x150-y150-n0-pril-exp30d-bd1-bdx150-bdy150-bdcefefef/q/amd/20170911-00010017-fullcount-000-1-view.jpg
http://i1.wp.com/gassan-life.com/wp-content/uploads/2015/03/img_0-2.jpg
http://web-chiku.info/wps/wp-content/uploads/2015/03/ca2b9f73-226x300.jpg
http://number.ismcdn.jp/mwimgs/7/e/350/img_7e5724453be2373e06b4c9b8c873b4ed345190.jpg
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/npb/2017/assets_c/2017/01/a0f7a4e7c588fe5f0b6a2ef52c5f099b5b8d2787-thumb-450xauto-177811.jpg
http://number.ismcdn.jp/mwimgs/3/3/-/img_33ee3f5fd98e18aa5f6adda1bef70d3a461786.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=sLnyxfreOH4
2006 パ・リーグプレーオフ 日本ハム対ソフトバンク第2戦 9回裏
シーズン終盤に差し掛かった日本プロ野球で、にわかに注目を集めたのが「2段モーション」問題だ。
西武の菊池雄星投手が、8月17日楽天戦、8月24日ソフトバンク戦で反則投球の判定を受けたことをきっかけに、各所で議論が沸き上がったことは記憶に新しい。
そもそも「2段モーション」は、なぜ反則なのか。公認野球規則6.02で定められている「投手の反則行為」では、「投手板に触れている投手が、投球に関連する動作を起こしながら、投球を中止した場合」
が反則投球と記されており、投球動作に入った後に動きが止まることを禁止している。投球動作の途中で一度足を上げてから下げ、もう一度引き上げて踏み出す
「2段モーション」自体は禁止されていないが、その過程で少しでも動きが止まれば、それは反則投球だ。
NPBでは長らく2段モーションについて“大らかな”判定がなされていたが、2005年に野球の国際化を目指す方針が打ち出された。
この時に野球規則委員会は、公認野球規則8.01(a)ワインドアップポジション(b)セットポジション(2015年当時、現在は5.07)で、投
手は「打者への投球に関する動作を起こしたならば、中途で止めたり、変更したりしないで、その投球を完了しなければならない」と記されていることに触れ、
「2段モーションなどは不正投球とする」という見解を発表。2006年から厳しく規制をするようになった。
2006年当時、新しく適応されたルールへの対応に苦労した投手の1人が、ソフトバンクで活躍した斉藤和巳氏だ。
パ・リーグ史上初となる2度の沢村賞受賞や投手5冠など、数々の実績を残した元右腕は
「変えろって言われた時には、これは選手生命が危なくなるかもなって思いましたね」と、当時を振り返る。
西武菊池への反則投球判定には「もっと違うやり方があったのでは」
「僕は1回足を上げて止まるっていう投げ方を、中学生の頃からずっと続けていたんですよ。それまで注意されることがなかった。
だから、当時は僕からしたら、右投げを左投げに変えるくらいの感覚でした。何十年って、それ以外の投げ方をしたことがないわけですから。
体の理屈から言うと、足を上げてからボールをリリースするまで止まらずに、流れの中で投げた方が体重を前に乗せやすいんですよ。
足を止めると、もう一度そこから流れを作らないといけないから難しくない?って言う人もいます。
言うてる意味は分かるけど、それが僕のリズム。それを変えろって言われた時には、これは選手生命が危なくなるかもなって思いましたね。
結びつけたくないですけど、僕はその年(2006年)のシーズン終盤から肩の調子が悪くなったんですよ。
2007年も投げたけど、もう肩がボロボロ。それが原因だったかは分からない。
でも、投手にとってフォームを変えることは本当に大変な作業なんです」
今回「2段モーション」議論を再燃させた菊池投手の場合は、年々フォームが変わり、今季も開幕からシーズンが進むにつれて、足の上げ方に少しずつ変化が見られる。
それでも、投球フォームは投手にとって生命線。シーズン終盤を迎えての度重なる反則投球判定に、斉藤氏は「もっと違う方法があったんじゃないか」と話す。
https://www.youtube.com/watch?v=uEx-R_bUlCc
9/11(月) 14:07配信
https://giwiz-newstop.c.yimg.jp/im_siggTSDo0.oBEggutv4WFs2aSg---x150-y150-n0-pril-exp30d-bd1-bdx150-bdy150-bdcefefef/q/amd/20170911-00010017-fullcount-000-1-view.jpg
http://i1.wp.com/gassan-life.com/wp-content/uploads/2015/03/img_0-2.jpg
http://web-chiku.info/wps/wp-content/uploads/2015/03/ca2b9f73-226x300.jpg
http://number.ismcdn.jp/mwimgs/7/e/350/img_7e5724453be2373e06b4c9b8c873b4ed345190.jpg
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/npb/2017/assets_c/2017/01/a0f7a4e7c588fe5f0b6a2ef52c5f099b5b8d2787-thumb-450xauto-177811.jpg
http://number.ismcdn.jp/mwimgs/3/3/-/img_33ee3f5fd98e18aa5f6adda1bef70d3a461786.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=sLnyxfreOH4
2006 パ・リーグプレーオフ 日本ハム対ソフトバンク第2戦 9回裏