読みにくかったりするかもしれんが、気長に読んでくれると嬉しい。
伸びれば続き書く。

1歳の頃。

よく覚えてるのは、保育園のベッドで横になってる光景だ。
光景と言っても、目はぼやけてて、中心から15°くらいの範囲でしか見えなかった。
それより外は真っ暗だよ。
見えてる部分もぼやけてて、オレンジがかっていたが、あれは天井なんだよな。
3歳くらいの記憶で、天井はグレーがかった白色だって分かってるんだ。
でも覚えてるのはオレンジ色・・・。
それはさておき、あの頃はよくジブリの音楽がかけられていた。
とてもよく覚えてるのはとなりのトトロだ。
オルゴールサウンドで、とても心地が良かったんだ。
厨房の頃、思い出して調べて聞いていたが、聞くたびに心が締め付けられたような感覚になっていた。

2歳の頃。

ワイは兄を二人持ってた。
長男と次男だ。
次男はよくワイの面倒を見てくれてた。
自慢だが、彼の知能はとても高いんだ。
ある日、次男がワイにたまごボーロをボウルにわけて食べさせてくれたんだが、
ワイは何を思ったのか、それを弾いて、中身をこぼしてしまったんだ。
あのときの次男の「あ〜〜!!」という声は今でも覚えていて、とても高い声だった。
今とは比べ物にならないくらい高いから、思い出すと不意に笑ってしまうんだ。

3歳の頃。

この頃、ワイは保育園で、友達と「君の家に行って一緒に遊ぼう!」という話をした。
向こうもこちらも、親が許すかどうかは分からなかったので、
こういう約束をした。
「ワイが母に、友達の家に行きたいと言うから、もしもオーケーが貰えたら、君の家に行くよ。」
まあ、結果は駄目で、その日は金曜日だったから月曜日に「駄目だったね。」という話をすることになったのだが。

ワイは父と大きなモールのお化け屋敷に行ったことがある。
屋敷の中では、色々なおばけが居て、黒い布を纏った人が、ワイらをいじくり倒そうとしていた。
触れられた瞬間、すぐに気づいた。
「これは人だな。」
でも、怖かった。
叫んだ。
蹴った。
向こうも逃げた。
父が足早に屋敷から連れ出してくれた。

ちょうど3歳になった頃くらいから、ワイは夢を見るようになった。
それと同時に、ある不思議な感覚を2種類、憶えたんだ。
まずは夢の内容から話していこう。
よく見た夢で一番覚えているのは、2次絵で海の上に海賊船みたいな船が波に打たれていた夢だ。
船の上には白人と黒人が居て、黒人の方は剣を持ってた。
キャプテン帽は誰も着てなかった。
次は不思議な感覚の話だ。
一つは、横になってるときに、体が何度も360°回転する感覚だ。
頭から落ちて、足から上がる、これが1分くらい続くのが、1年を通して数回あった。
この感覚を初めて感じたときは、とても興奮して、触れてもいないのに胸の鼓動を感じて、音も聞こえたんだ。
もう一つの感覚は、夜になると感じるんだ。
指が突然大きくなる感覚で、その指は人差し指と親指、いつも何かを掴もうとする感覚もあったんだ。
そこで面白かったのが、指同士で触れてる箇所がとても小さくて、それでもとても力強く潰しているような感覚だ。

4歳の頃の話はちょっとトラウマだ。