簡単な手製の旅のしおりも有志で作っていて、
思った以上に手が込んでいるんだなぁと感心した。

そのしおりの挿絵や表紙を笹子さんが描いていたので、
それはもう言うまでもなく素敵なしおりになっていて、
帰ったら綺麗に保存しておこう…と思った。

とはいえ、出発してからの道中、俺はずっと気まずくて、
終始穂高の金魚の糞となり、穂高バリアーを張った。
かくいう穂高も俺を無理やりに連れてきた自覚があるのか、
ある程度俺に構ってくれた。