未来がLAのスラムに住んでた頃
毎日外から銃声が聞こえてた
遊び道具は隣の黒人のおじさんが持ってるピアノだけだった
その日も銃声が鳴り響いた
毎日聞こえる日常の音だ
家の前で倒れてた黒人のおじさん以外は何時もと変わらない日常だった
おじさんの家は放置された
おじさんの居ない家で未来はピアノを弾き続けた
理由なんてピアノしかやる事が無かったから
ある日クリーニング業者が来た
勿論ピアノのも持って行かれた
捨てられたのか売られたのかは未来には分からない
本当にやる事が無くなった
途方にくれる毎日だった
時たま楽器屋のショーウィンドウに張り付いてピアノを眺めてたりした
買うお金なんて無いのに何回も何時間も
そんな日々を過ごして未来は決めた
かれこれ五分弱の妄想を(´Д` )ヤメルコトニ