アコンカグア顛末その3
南米放浪、はたまた無謀なるかなアコンカグア登頂を夢見て働きつつ計画を練る。
じめじめとした梅雨は明け、最高気温40℃を超えた灼熱の夏を凌ぎ、食欲の秋は過ぎ去ろうとする11月も終わる頃、工場の契約を満了し時は来た。
金銭的な面では想定した予算を調達出来、パックパックの新調や登山靴等の必要なギアも調達済みである。
しかしながら体力的な面で十分な準備が出来たとは言い難い。
仕事はいつになってもきついままであり、余暇を利用して体力の向上に努める気力が湧かない日々が続いたまま時が過ぎ、ここに至ってしまった。
が、悔いた所で時は戻らない。
旅をしていく中で体力向上を図るしかあるまい。
そう自分の中で無理矢理納得し、12月6日成田空港からモスクワを経由し、まずはスペインバルセロナへ向かう。
南米までの直行便はなく、必ずどこか経由しなくてはならない。
どうせ経由するなら数日滞在してやろうと思い、言語が同じスペインを選んだ。
バルセロナではガウディの建築を楽しみ、生ハム等の料理に舌鼓を打ち大いに満喫した。
後ろ髪引かれる思いではあったが、10日アルゼンチンのブエノスアイレスへ向かう。
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