>>565
主に早朝や深夜に撮影して、陽の光は照明で誤魔化します。
なおかつ制作会社がスタッフを多数配置して、一般人を立ち入り禁止にしますね。

ほとんどの見物人は、「お静かに」と言うと聞いてくれるんですが、たまにわざと大声出すような人がいて、そんな時にはビール券の出動ですw
あとは、高指向性マイクを使ったり役者さんの服にピンマイク仕込んだり、後で声だけアテたりしてました。

音声さんも、結構凄いんですよ。
背景に空がスポーンと抜けてるような画面でも、画面との境界線のすぐ上にマイクがあって、長ーい竿の先にマイクぶら下げて、カメラの動きに合わせてマイク移動させますから。
体力仕事だし、マイクが映りこむとカメラマンに怒鳴られるし、大変です。


公道で車が走ってるシーンや運転中のシーンなど良くありますが、撮影車両の前後はかならずスタッフの車で囲みます。
でないと、後ろの車から指さされたりしますからねw
製作車-カメラ車-役車-製作車、みたいな感じで、最低4台連なって走ります。

今度ドラマ等でその様なシーンがあったら注意深くご覧下さい。
後ろはたいてい黒か白のワゴン車で、必ず胡散臭そうなオッサンが2人疲れた顔して乗ってますからw