白黒つけるのが好き、と言うと、思い出すのは「ゼブラーマン」の哀川翔さんですね。
まぁ、「ゼブラーマン」は自分係わってないんですけど、その以前に何本か、Vシネマでご一緒しました。

バラエティーで見る通りの、非常に気さくな方で、誰もが「アニキ!」って呼びたくなるような、そんな人です。

初めてご一緒した時に、引越しの荷物の持ち方を聞かれました。
どう持ったらプロっぽく見えるか、ではなく、素人っぽく見えるか、です。

頭も要領も良い方なので、「荷物を運ぶ演技」をする時に、つい、プロっぽい理に適った持ち方をしてしまうんですね。
そこで自分、素人さんがよくやる、ただただ重たい物を両手で支える、腰に負担のかかる持ち方を教えてあげます。
「なるほど!だからトーシロはすぐ腰痛めちゃうわけだな!ありがとう!先生と呼ばせてもらうわ!」(←哀川翔さん風に読んで下さい)
それ以来、翔さんからは、「おぅ!先生!元気か!?」と挨拶のたびに言われてました。

カブトムシの話は、まだバラエティーで有名になる前でしたが、当時からスタッフの間ではタブーでしたね。
話長くなるし、撮影に集中できなくなるとかで。。。