著者が意図した正史と外史を構成する可能性のある作品群を作る
もう一つ第一級史料、第二級史料間の等級を作り
正史を補完する、あるいは外史を補強するような作品群を作り正史、外史に対する幾つかの大きな方向性を付加する
核となる正史部分のストーリーは短く簡潔に意味深く広がりを持ったものにし作品の感覚をはっきりと伝えられるものとする
時間軸と世界線は容易には動かさない
外史部分を構成する作品群はカオス化を全力で推し進めて何が本当で何が嘘か誰にもわからないものとし読者にその詳細は委ねられるものとする
建築史、精神史、生物史、社会史、科学史、宗教史、等の様々な視点を導入し多角的で重層的な世界観を構成する
なお、すべての作品は後世、何らかの事情によりある程度同じ時期に編纂されたものとし
正史部分を構成する作品群は同じ組織によってある個人を中心に書かれたものとする
編纂された意図は基本的に明示されないものとする
作品の舞台は太陽系圏内とする
作品は主に後世、幾つかの史料等から歴史家によって直接編纂されたものと当時書かれた文献資料を現代語訳し注釈などを付け加えたものの二つがある