砂の王国
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俺はまだ自分の運というやつに貸しがある。
さぁ、勝負だ。
全財産は、3円。
生まれた時から転落していた。
夏の灼熱と飢え、人々の侮蔑の目中に晒されながらそれでもまだ生きる
その先に待つのは究極の逆襲か破滅か 究極なんてないよ。
先のこと考えない人には苦労が続くだけ。 地獄のような日々の中、私は思う。
誰かに救ってほしいと。
夢のない日々に上に膨れ上がってゆく自分の中の黒い感情
上京し大都会の人混みの中ふと振り返るとそこにあるのは空虚な祝祭と、不協和音。
人の心を惹きつけ、操り、そして、、、
今だかつてない壮大な賭けが迎える結末は。
人間の底知れぬ強さと弱さ、かぎりない脆さ。
さぁ進もうどんな結果を迎えるとも。 他人と世界を決めつけて進める幅なんてない。
いままさにドン詰まりだって理解しろ。 自分は生きている
紛れも無くここに生きている
しかし幸せな日々など1日も無かった
それどころか目にもあまる地獄の日々を生きてきた
命に優劣があろうか
生きるという切実な想いに優劣があろうか
ただひとつの生を謳歌する言葉の重みに優劣などあろうか
無い、あるはずが無いのだ ただ生きることだけを求めてこれまでいったいどれだけ多くの人間が死んでいったのだ
愛する者との平穏な暮らしだけを求めていったいどれだけの人間が死んでいったのだ
生きるために戦うことが前提にある世界、それが今の人間の世界だ
自分はその世界にもう嫌気がさした ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています