おまいら運命感じた出来事とかない?
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ワイは人生って数奇なもんだと思う
現実は小説よりなんとかって言うしな 誰かこねーな
こんな時間に一人で書き込んでる女の相手してくれよ 毎回運命だと思って付き合うけど結局別れてるからそういうことなんだろう ワイは、伯父が捕まって、拘置所から出る日の朝に祖母(伯父の母)が謎の高熱で入院
からの流れに運命的なもん感じたわ >>4
恋愛とかは、なんつーか、一時的な錯覚みたいなもんもあるだろ?
ドラマかよって思うほどの出来事ない? ワイ勝手に語るww
祖母はそのまま入院先で謎の大腿骨骨折
病院側は詳しく説明せず、認知症で夜中に歩いてーとか言った
勿論 祖母はそれまでどこの医者でも認知症等と言われたこともない
骨折後に会いに行ったら、あきらかに様子が違う
それまでは普通に話せて動けていたのに、強い薬打たれて昏睡みたいだった
後で調べたら、打たれていたのは筋弛緩剤だった 思い出して悲しくなったわ
まだ話の半分にもいってないのにな その後、祖母は少しずつ元気になり リハビリをやった
八十過ぎの年寄りが大腿骨折ってリハビリ
相当頑張ったらしい
家に帰る 絶対帰る
そう言って頑張った結果 退院が見えた
しかし、祖母が腹痛を訴えた
検査結果を見て医者が母と祖父に告げた
もってあと数週間です
退院が見えた直後の意味のわからない 命の期限の宣告だった
祖母はまた筋弛緩剤を打たれて 動けない話せない状態になった
(筋弛緩剤を打たれていたとはこのときは知らない)
私達は母に言った
病院を変えたら、と
しかし母は頷かなかった
どんな薬なのかも知らされずに様々な投薬をされた祖母は、
もうどこも受け付けてくれない状態だった 私達が会いに行ったのは、この知らせを聞いてから
地方だったこと、退院が見えていたので安心しきっていた
会いに行った祖母は、眠りながら唸っていて、話しかけても言葉はかえってこなかった
おでこを触り、帰ろうね、帰ろうね、と言ったら、
うー、うー、と何かを言いたそうに声をあげた
結局 祖母が何を言いたかったのかはわからなかった
また会いに行くからね、待っててね
そう言って母を覗く私達家族は東京へ帰った
それが、私達が見た祖母の最後だった それから数日後
明け方だった
私はリビングにいて、姉が部屋からかけ降りて何かを叫んでいた
振り向いて、何?と訊くと
「おばぁちゃん、夜中に亡くなったって」
涙を流しながら姉が言った
私はその時生まれて初めて膝が崩れるという感覚を知った
足に力が入らず、思考はおいつかないのに涙が勝手に流れていた
その時、早く父親に知らせなければと謎の使命感にかられ
寝ている父親の寝室へ向かった
私が告げると、父親は真っ先にこう声を張り上げた
「なんで!」
それは私も、姉も思った事だった
急いで父親は母に電話をかけた
何故 すぐに俺に電話をかけなかったのか、そんな事を言っていた気がする
母は、
「かけたよ。何度も何度もかけた。けど、繋がらなかった。
パパ、夜中は携帯の電源切ってるでしょう? どうしてこういう時なのに電源切っていたの」
と泣きながら答えた
父は言い返せるはずがなかった
黙って、自分を恨む様に、ごめん 、と言い電話を切った
そして、今から行く!と私達に告げて家を飛び出した
しかしすぐに帰った
今 自分が行って何が出来る。今更、今更、何が出来る。
帰宅した父は悔しげにそう言っていた
それでも行くべきだったと、私は思う
何も出来なくても、力になれなくても、
母の側にいてあげてほしかった
葬儀は翌日だった
私と姉は喪服の支度、親戚などへの知らせ等でいそがしく、悲しむ暇もないまま、翌日 葬儀へ向かった 祖父母の家につき、玄関をあけた。
いつもなら、いらっしゃい!疲れただろう?早く入りー!という祖母の声と笑顔があった
けれど、当然だがそれはもうどこにもなく、
虚無感にも似た喪失感を覚えながら、
祖母の眠る寝室へ向かった
姉は泣きながら、入れない、見れない、と寝室の前で立ち止まった
私も同じだった
しかし、母が側に行ってあげて と言ったので、忍び足みたいな歩き方で祖母の元へ行った
そこには、もう話しかけても笑ってくれない、声さえ聞けない祖母がいた
泣いた
謝った
私はひたすら、ごめんなさいを言った
胸の中にあったのは、悲しみ以上の罪悪感だった
私はその頃心が少し弱っていた。
これは余談だから追記しないが、父親が数年前(当時から見て)に仕事を辞職し、無職の状態で家で荒れていたので、心をやられてしまった
もうその時には父親は仕事をしていたが、私の心はまだ元気ではなかった
だから、しばらく祖母には会いに行けてなかった
祖母は、母にこう言っていたらしい
私は嫌われちゃったんだろうね。
違う。そんなわけがない。大好きだった
弱った心の自分が恥ずかしくて、祖母に見せられなくて、会えなかっただけだ
いつでも大好きだった
それでも、祖母を傷付けてしまった
私は、ひたすら泣いて、祖母へ謝った
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
自分でとわかっていた
遅すぎた謝罪だと 誰も見てないのはわかるが、書かせてくれ
運命は、いつから決まっていたのかを、自分で整理したい
母側の祖母が亡くなったのは、話の半分
残りは、父側の話
これは友人にもご近所にも言えない、私達家族だけの秘密 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています