今更ではあるが、俺は一度もエホバを信じたことがない
集会で皆が神への祈りを捧げている間も、俺は幼いながらに必死に神への呪詛を吐き続けていた
そんな俺だったから本当に宗教活動は苦痛でしかなかった
相変わらず学校では仲間はずれで、だから俺は黒板に絵の具で消えない落書きをしてみたり、縄跳びで首吊り未遂をしたり、コンセントにピンセットをコンセントに挿して死のうとしたり、学友の物を隠したり、ありとあらゆるイタズラをした
死にたかったのは本当だけど、死ぬ勇気はなかったと思う
ただ、誰かに俺を見てほしかった