福島原発事故、原子炉に届いた冷却水は「ほぼゼロ」だったと判明 2017.09.20

事故から5年半が経って分かった

NHKスペシャル『メルトダウン』取材班  1〜4
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52931

官邸や東電本店の要請に従わず、海水注水を強行した吉田昌郎福島第一原発所長。日本中が喝采を送った「海水注入騒動」だが、事故から5年半経って
原子炉にほとんど水が入っていなかったことが判明した。

『福島第一原発 1号機冷却 失敗の本質』は、6年間にわたる1000人以上の関係者取材と約428時間に及ぶ東電テレビ会議のAI解析によって浮かび上がった
数々の「1号機冷却失敗」の謎に迫った調査報道の力作だ。本書から一足先に「届かなかった海水注水」をめぐる衝撃の事実を特別公開する。