どうやら、飲みすぎたらしく、記憶がない [無断転載禁止]©2ch.net
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何故にこうなった……。目を開くと見覚えのない天井、脱ぎ捨てられた服、はだけたシャツ、大きなベッド、隣には下着姿の女性、そして、破られたコンドームの袋。
馬鹿じゃなければ、 明らかにわかってしまう事実。昨晩、この女性とワンナイトラブを過ごしたとしか推測するしかない証拠の数々……。
しかし、俺は思い出すことができない、昨晩の出来事を………、なぜ、俺が此処にいて、どうしてこうなったのかを………、ズキン……、冷静さを取り戻そうと思考を巡らせる。 精神を落ち着かせ、やっと、頭の痛みに気がつく……、身に覚えのある痛みだ、二日酔い。なるほど、どうやら、昨晩はしこたま飲んだらしい。
これは、昔からの俺の悪癖だ。飲めもしない酒を、その場の雰囲気に飲まれ、許容量をはるかに越えるアルコールに溺れてしまう。
過去に何度も同じことで失敗をして来た。路上での嘔吐なんかは数えきれない、そのまま寝てしまったことは数度ある……ただ、今回のようなケースは、初めてだ。
困った、全然、思い出せない。昔の友達と繁華街で待ち合わせて、飲んだことまでは覚えている。だが、そこから先は曖昧だ……
二日酔いの頭痛が俺の思考の邪魔する。こうなると、もう思考するのが面倒くさい………逃げるか………。
とても簡単な答えだ。俺がいたことをなかったことにする。証拠を隠
滅して、早々に帰宅。相手の連絡先を消去し、彼女との接点を消す。
これで完璧だ。 これで俺の平穏な日常は保たれる。彼女もただ飲みすぎて、記憶がなくなっただけと思うだろう。
行動の指針は決まった。ならば、早速、行動だ。
先ずは、絶対に彼女に悟られてはならない。俺は息を殺し、音を立てぬよう、自分の服をかき集めた。次に破れたコンドームの袋を回収。
ここである疑問にぶち当たる………あれッ、中身はどこだ……恐る恐る、自分の息子を確認する、しかし、装着はされていない。
周囲にそれらしい物がないかを捜す、だが見つからない。ゴミ箱の中身も確認しなっ………、逆にそれらしいティッシュしかない………やむを得んが中身の回収はなしだ。
……クソっ、無駄に時間をとられた、さっさと着替えて……ガサッガサッ……後ろから布の刷れる音がする。 布の中から臭い犬が出てきた
ものすごく臭い
なぜここに?と思うよりも先に臭い はっ!!
恐る恐る後ろを振り向く………
彼女が寝返りをうっただけのようだ。
急がねば、速く、この場から離れなければ…………
〜数分後〜
服は着た、持ち物も確認した、証拠らしい証拠も回収。完璧だ。あと、靴を履いて外に出るだけ………
ガバッ……
その時、後ろから、まどろみを含んだ眠たそうな声で、「おはよう〜」という声か聞こえた……
心の中で嘆いてしまった。
どうやら、いつものやつのようだ。そう、俺の人生では、このような場合、いつも間が悪い………どうやら、俺は神様には好かれてないらしい。
まぁ、いちいち今まであった事を思い出していたら、悲しくなるので、今は割愛する………
俺は現実に意識を戻した。彼女の発したそれは、明らかに俺に対して向けられた挨拶だ……
それを俺は無視することも出来た……無視して全てのプランを実行することもできた。
でも、何故だろう。俺はそれを無視することができず、いや、無視することを拒んでいた。
そして、振り向いて彼女に向けて「おはよう。起こしてしまったね。ごめんね。」と言っていた。いや、言ってしまっていた……
…………… ここまで主人公の自己紹介的な描写が全くなさすぎて、明らかにセンスが感じられない いや、「ごめんね」と言ったつもりだったがどうやら「ゴメス」と言ってしまったようだ。
そう彼女の顔はゴメス感がスゴい。 自己嫌悪……嫁さんを裏切った自分へ……目の前にいる女性への不誠実さについて……言い出せば、切りがないだろう。
隣に寝ていた女性だが、今はキッチンに立ち、コーヒーと軽めの朝食の準備をしているようだ……まともに彼女の顔を見れないていない。
後ろ姿が少し嬉しそうなのは、気のせいだと思いたい……駄目だ。いまだに思い出せない。 一晩限りの相手とはいえ、今だに彼女の顔も思い出すことも出来ない。今は、リビングにあるテーブルの前に座っている。しかし、落ち着かない。
俺は、沈黙を嫌いテレビをつける。テレビの中では、キャスターが淡々とした口調で今朝のニュースを読んでいた。勿論、内容が耳に入るわけなどない。
俺は、この後、どうするべきかグルグルと思考の渦を巡らせた。駄目だ。全然、まとまらない。すると、件の彼女がコーヒーと朝食を持って戻ってきた。
!!!!
俺は、唖然とした。こんな事があるのかと、
しかし、表の俺は、ごく自然に「ありがとう」とお礼の言葉を口に出していた。
俺は心の中で「あっ………元カノ………
なぜ、お前が俺の目の前にいる……」
どうやら、ここは元カノの部屋らしい…… そうだ、少しだけ思い出してきた…
確か……友人と飲んでいる最中、昔の話になって、元カノの話になった。
そして、最近、LINEで雰囲気の似た娘が友達になっていたと話したところまでは覚えていて……
でも、なぜ、こうなった……俺の昨日の記憶と俺の今の現実が繋がらない……
すると、向かえに陣取る元カノがコーヒーを啜ったあと、昨晩の出来事を話してきた。勿論、俺にわかるようにではなく、彼女の目線からであるが……
彼女の話を聞く、彼女のくれる情報をまとめるとこうなった。
どうやら、俺は酔った勢いで、元カノらしき人にLINEでメッセージを送ってたらしい。この時の俺は、もう酔っ払いなので件の人にLINEした記憶などはない。
そして、元カノも最初は、見におぼえない所から連絡に、イタズラと思い無視をしてした。
が、あまりにもしつこく連絡が来るので、通話で文句を言ってやろうとしたらしい。 この時、俺は、その行動が元カノらしいと思った。男勝りなこの行動力……嫌なものは嫌というハッキリとした性格。
俺とは真逆だ。俺にないものを元カノは持っていて、また、元カノにないものを俺は持っていたのかもしれない。
だから、俺たちは引かれあったのだろう。しかし、それだけでずっと一緒にいられるほど、現実は甘くない………
っと、これは別件だ…話を戻そう。
元カノからの電話、最初はイタズラへの怒りで、文句を言ってやろうとしていた、だが、いざ、電話が通じると……聞き覚えのある声……俺だと気付いたらしい。
そこからは、彼女の行動力が発揮され、飲み会に合流。俺は、昔を懐かしみ悪癖が暴走。まんまと泥酔、記憶を飛ばして、今に至るというわけだ。 嫁の方には、俺の友達の方から帰れそうにもないので、友達が引き取り、明日返すと連絡をしたので問題がないとのことだ。
いやいや、大いに問題有りだろと心で呟きながら、元カノの話を聞いている。しかし、一向に昨晩の情事の話だけは出てこなかった……
で、業を煮やした俺は、腹を括り、元カノに尋ねることにした。俺達は昨晩したのかと……もう最悪の質問だ。
聞き方もシチュエーションもすべてが最悪だ。千年も恋も冷める位だろう。いや、寧ろそれを望んでいた俺は、はっきりと聞いた。 元カノの反応はというと……沈黙。なにも返してこない。聞いているのか、いや、もしかしたら、聞こえていないのではないかと思うくらいの無反応。
時間にして30秒位だろうか……いつもなら、刹那のうちに過ぎる時間が、今に限っては、とてつもなく永く感じる。
そして、その沈黙を破るように彼女は、立ち上がり。おもむろにスマホ手にした。
そして、ある音声データを再生した。それを聞いて、愕然とする俺。
目の前が真っ暗になるとは、この事だろうとこの時、はっきりと思った。 思考は停止、頭は真っ白で目の前は真っ暗。魂が抜けていただろう。
すると、元カノは、大声で大笑いした。
元カノの大笑いに俺は苛立ち、怒りの籠った視線を送る。男としての器の小ささ、ただの八つ当たりだ……本当に死んでしまいたいと思った。
そして、一通り笑い終えた元カノは、俺に少しだけ申し訳なさそうな表情をして、「嘘だよ。」といってきた。
彼女の状況説明によると、昨晩の俺は、そんなことをするどころではないらしく、すぐに寝てしまったらしい。
ただ、それだとあまりにもムカつくので、元カノはイタズラしてやろうと思いついたらしい。 着ていたシャツをはだけさせ、コンドームの袋を破り、中身を捨てる、袋をそこら辺にポイっとして、元カノは下着姿になり、隣で寝る……
俺達が別れてから、かなりの時が立つせいか、俺は、元カノの性格を忘れていたらしい………彼女はイタズラが好きだ。それも大がかりなやつだ。
どうやらは、俺は、今回も盛大に騙されてしまったらしい…………はぁ〜懐かしいな。この気持ち…… スマホから聞こえて来るのは、俺が裏声で歌うレットイットゴー、しかも英語版だった 元カノのイタズラに脅され、懐かしさを覚えているのも、束の間、元カノがとんでもない提案がしてきた。
その提案とは、元カノとメル友になれと言うのだ。どうやら、この提案に俺の拒否権は含まれていないようだ。
もし、拒絶した場合は、先程の音声データを嫁さんに聞かせるとの事だ……
しかし、俺たちの間に、既成事実がないとわかった、今、俺は、そんな脅しに屈しない。そして、反抗を試みた。
しかし、俺の反抗も承知していたのだろう。彼女はにっこりと微笑み、優しく駄々っ子を諭すように言ってきた。 「いい歳した男女が、一晩同じ部屋で共に過ごしたら……いくら本人が否定したところで………ねぇ、クスクス」
元カノは、「ねぇ、クスクス」のあとは、はっきりと口にはしなかった、しかし、その先を語るには十分すぎるなにかを俺に突きつけてきた。
最早、これは脅迫だ……元カノの無茶苦茶な要求は、今に始まったことではない、しかし、久しぶりの俺には、何ともクレイジーな奴としか思えない。
よくもこんな破天荒な奴と付き合ったものだ………そして、よく生き延びたものだと、自身の逞しさを感心する。 そんなこんなで、元カノに懐柔され、突き付けられた要求に対して首を縦に振る頃に、振る舞われた朝食はなくなっていた。
それから、もう一度、昨晩の事を確認して、改めた連絡先を交換、それから解散した。今の時間は朝の9時頃、土曜日ということもあり、人通りは比較的すくない。
天気は快晴で、空は青い。こんな日に散歩できるのは幸せのはずなのに……俺の心はというと今の天気とはまるで正反対だ……
俺は、これからの事を考えて、憂鬱に苛まされた。嫁には昨晩の事をなんと説明をしようかと……とりあえず、俺は今、友達の家から帰ったということになっている………
不本意ではあるが、ここは嫁には黙って設定通り振る舞おう。これは仕方がないことだ………そう、やむを得ずなんだ………そう何度も、心の中で言い訳を反芻してるうちに、ふと思った。 そういえば………、俺って………、久しぶりに外の空気を吸った気がした。日差しが眩しいとも感じた。頬を撫でる心地の良い風を受け、このように外界を感じたのは何時ぶりだろう……………俺はそう思っていた。
もし、昨晩の事が無ければ、なんとも最高の気分になれたはずだ。そして、嫁に今日の外は、最高だ。素晴らしく気持ちがいい、だから、一緒に散歩をしようと言えたと思う。
しかし、今はそんな事は言えない……そして、また、二日酔いの頭痛を思い出す……
ズキンッ、ズキンッ、
不快だ……この上なく不快だ。
家に近づくつれて、体は重く、怠くなっていった。まるで、帰宅することを拒否するようにさえ思えた。
しかし、このまま、帰らないわけには行かない。嫁さんが今も俺の帰りを待っているのだから…… 〜 一時間後 〜
やっとの思いで、俺は自宅の前に立った…………やっと休める………そう思った。しかし、ここで、少し自分の様子おかしい事に気がつく……
ドクンッ、ドクンッ
動機が早鐘のように打ち寄せる。
外は、まだ五月だ。それほど気温も高くない。 俺は、真夏でもないのに大量に汗をかき、そして、真冬でもないのに激しく手を震わしている。
ハァ………ハァ………
呼吸も乱れる、まるで、空気の吸い方を忘れたようだ。
あれッ……二日酔いってこんなんだっけ……?
こんな疑問を持ちながら、俺は、
鞄から、何とか鍵を納めたキーケースを見つけ、鍵をとりだしす。鍵穴めがけて、自宅の鍵を押し込む。
シリンダー錠なのだろう。鍵穴に収まった鍵が、シリンダー一つ一つを持ち上げる感触を感じて、いつしか、鍵穴は完全に鍵を飲み込んだ。
………鍵を左に回す………ガチャン
鍵が開く
グニャン、グワァン
次の瞬間、俺の視界も左に歪み、
バツンッ
急に視界が暗くなる。意識が遠くにいってしまう………
そして、遠のく意識のなかで俺は………これって、俺の知ってる二日酔いじゃない…… 書きだめここまで。
初めてssスレ立てたが、緊張する。
これ以上、スレ汚しになるようなら出直す。 支援ありがとう。次回投下はまだ時間が掛かるが
必ず投下します。 読んでないから特に感想はないけど、なぜこんな朝っぱらからスレたてたのか。 ***
〜1ヶ月前〜
恋人と別れた。今度こそと思った相手だが、やはり、長く続かない。なにもする気が起きない。魂が口から抜け出し、どことなく部屋を眺める。ふと、本棚の隅にある昔の手帳が目にはいる。
ずっと未練がましく手帳に書き残していた元カレのTEL番。気が付いたらLINEの捜索をしていた………。
前に進めない自分が情けない。よく分からない名前が見つかった。多分、元カレだ。
分からないようにカモフラージュでもしているのだろう。
自分でも未練がましい女だと思った。だが、周りからは、そんな現実とは真逆に潔い性格、さっぱりしているように見られる。そんなのは、自身の弱さの表に出さないようにしているだけで………自分を素直に出せる人が羨ましい…… ***
〜1ヶ月前〜
恋人と別れた。今度こそと思った相手だが、やはり、長く続かない。なにもする気が起きない。魂が口から抜け出し、どことなく部屋を眺める。ふと、本棚の隅にある昔の手帳が目にはいる。
ずっと未練がましく手帳に書き残していた元カレのTEL番。気が付いたらLINEの捜索をしていた………。
前に進めない自分が情けない。よく分からない名前が見つかった。多分、元カレだ。
分からないようにカモフラージュでもしているのだろう。
自分でも未練がましい女だと思った。だが、周りからは、そんな現実とは真逆に潔い性格、さっぱりしているように見られる。そんなのは、自身の弱さの表に出さないようにしているだけで………自分を素直に出せる人が羨ましい…… 元カレは、繊細で周りに気配りのできる人物だった。いつも、己の主張よりも他者を優先し、争いを好まない人だ。
多分、元カレは、私の弱さにも気がついてたと思う。その上で、私の手の平に転がらされていたのだろう。
ついでに、さらに昔の事でも思い出して、やけ酒でもしてやろう。
元カレとの出会いは、高校の美術部。先輩と後輩の関係だ。私が2つ下の後で、私は何となく入部した部活。
元カレも新入部員の私に興味もなく、黙々と自分の作品作りに集中していた。あまり絵は上手じゃなかった。
その後、文化祭の作品作りをきっかけに、少しずつ距離が縮まり、メアドを手にいれてからは、ほぼ毎日メールした。そして、元カレに告白をさせた。今、思うとあれは、誘導尋問だ。 まぁ、結果的に付き合うことができたので結果オーライだ。それから、元カレは卒業、大学に進学した。地元から車で2時間くらいの地方都市。
元カレは、一人暮らしなので、私が大体月に一度か二度、週末に元カレの元に訪れた。
そんなこんなで、順調に交際は続き、私も高校を卒業、元カレと同じ町に引っ越し、専門学校に通った。
元カレの近くに部屋を借りることができ、お互いの部屋へ通い合う事になった。
元カレの性格と同じで穏やかで、優しい時間を共に過ごすことが出来た。
しかし、そんな心地の良い時間は続くこともなく、社会人になったことで、お互いすれ違いが多くなり、元カレの方から、別れ話が出された。 私は別れを拒んだ。しかし、元カレが私のわがままを受け入れることはなく、私達の破局は成立した。元カレが私の要求に答えてくれなかったのは、これが最初で最後だった。
5年ちょっとの私達の付き合いは、実にあっけなくと終わりを告げた。
あれから、折り畳み式のケイタイからスマホに移り代わるくらいの時間は流れただろう。
そんな随分前の話を思い出し、私はポツリと口から「……今更……」と溢してしまった。
そんな私にスマホは、LINEの着信を知らせる。
なんと、先程のよく分からない名前からの連絡だ……多分、元カレ……
なんという運命的なタイミングだろう……
「まさか、復縁……私もそろそろ結婚も視野に入れないといけない時期だしな……今度こそ、次はない……」
そんな浮かれて、心の中でニヤニヤしながらこんなことを呟いてしまったのは、内緒だ……
しかし、その時の私は、元カレの姿をした別の人物から連絡とは思いもしなかったのだ……… ***
自分という人格は、歪みの中から生まれた。主人格が、現実から逃げるために、現実を生きることを拒否したからだ。
主人格は、大切な人を旅行中の不意の事故で亡くした。これが主人格の心に大きな歪みを生む事になった。
その歪みと現実を調整をするのが私の役目だ。幸い自分には、主人格との記憶の共有が有る。
以前から交遊関係などもそつなくこなすことができた。傍目からは、主人格に精神の歪みなどみてとれないだろう。 ただ、自分が確実に仕事をすればするほど、主人格は心の内側の深い闇に引きこまれる。自分は、このまま、主人格が心の闇に飲み込まれれば良いと思っていた。
しかし、それはどうやら、危険らしい。自分という人格のベースは、主人格の精神のから来ていると思われる。つまり、主人格の精神的な死は、そのまま、自分という人格の死でもあるのだ。
日に日に、主人格の弱まりを感じる。このままだと、こいつと心中することになってしまう……こいつ自身、生を放棄したくせに、いざ死にそうとなると、生にしがみつく醜さ……嫌悪感を禁じ得ない……… しかし、このまま、なにもしないわけに行かないので、無茶だとわかっていたが、無理やり、主人格を表にも出してみた。
すると、こいつは、虚ろな目をしながら、ブツブツと呟きながら一人であの夜の事を再現し始めた。そう、大切な人である嫁さんが事故で亡くなる日の夜にしていたことを………
その行動はというと、夜に繁華街で友人と待ち合わせ、居酒屋に入って酒を飲み、程よく酒を飲んで、家に帰る。
そして、帰宅して、家の前で倒れる。
これは、ほぼ決められた、ルーティンワークだ。何度か試したが、ほぼいつも同じ行動パターンだった。
ただ実際に、一緒に飲みに行く友人などはいない。こいつ一人で、友人がいるであろう方向の空気に話をかけているだけ。
精神異常者を地でいくやつだ。繁華街ですれ違う人、居酒屋の店員、ほとんどの人に気持ち悪がられていた。
こいつは、あの夜から抜け出せていない…… このままだと、自分の存在がこいつに殺される。何かないか、そんな時、LINEにある人物が友達に追加されていた。
主人格の記憶にある顔と名前を思い出す……まさか、元カノ……
この女なら………こいつに何らかの影響をあてえれるかもしれない。
そんな微かな希望を抱きながら………
「元カノさんですか。自分、元カレです。わかりますか?」 >>47
1だ。
てか、最初は面白かったのか?
ごめん。多分、それは私の力不足というか、途中から投げやり感満載で作ってしまった。
申し訳ない。
やってみて、最後まで作り上げる人がすごいと思った。 >>49
ゴメスか……持ってかれた感が半端ないな……
とりあえず、私は出直します。
ありがとうございました。
改善点等を教えてくれたら嬉しいです。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています