バイデン米大統領は9日放映の米スペイン語放送のインタビューで、パレスチナ自治区ガザでのイスラム組織ハマスとの戦闘継続方針を維持するイスラエルのネタニヤフ首相について、
「彼の行っていることは間違いだと思う。政策に賛同できない」と述べた。

厳しくイスラエルを批判した形で、最近の米・イスラエル間の溝を浮き彫りにした。

ネタニヤフ氏は、ガザ最南部ラファをハマス最後の拠点と見なし、地上侵攻する計画を進めている。

米政府は市民に大きな犠牲を出すとして反対し、バイデン氏は3月、侵攻計画に「深い懸念」を表明。
今月に入り、米国を拠点とする国際NGOの車列がイスラエル軍に誤爆される事件が起きると、「容認できない」と強く批判し、イスラエル支援の政策変更の可能性を警告した。
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