中国との警察協力協定を維持することを決定したばかりの南太平洋のフィジーが、同協定のもとで駐在していた中国人警官全員を本国に送還したことが分かった。その背景には地元で知られる、ある中国出身の人物への疑惑の目があるとの見方も出ている。

フィジー首相、シティベニ・ランブカ氏は28日、豪ABCニュースとのインタビューに応じ、中国とフィジーの関係や、同国における中国の存在が厳しい視線にさらされていることなど、さまざまな政治問題について語った。首相は、中国の台頭が太平洋地域における民主主義体制を弱体化することへの深刻な懸念を抱いていると説明し、中国人警官を送還したことについても触れた。

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